たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

身辺雑記

パズルの本

最近パズル関係に、凝っているかもしれない。例の植島さんの本を読んで以来、昔からパズル好きだった自分を自意識化したのか。改めて蔵書の中のパズル関係の本を探してみると、結構な種類があって数冊は出てくる。やはりそうだったのだと気づく次第だ。 本当…

クリエイティブ

昨晩はGoogleを紹介する番組を、偶然見た。クリエイティブであることに成長のチャンスとおのれの存在意義を見出そうとするかのような会社の運営方針が新鮮だった。クリエイティブであることと、企業の業績が向上することとがリンクすることは普通あるもので…

何でもないと思っていること

朝10分早く起きる。あるいは会社に15分早く着いて、将来のために学習する。いつもの通勤路の一本はずれた道を歩いてみる。iPODに新しい英会話のCDを入れて聞く。 そんな些細に思える事柄が、実はできない。頭の空想の中では、何の苦労もないことで、いとも容…

妄想

たしか映画『猿の惑星』だったけれど、滅んだ人類の文明の遺跡として砂浜に突き出た自由の女神像が現れるシーンがあった。この衝撃的なシーンを見てから、ときどき次のような妄想をするようになったと思う。もし人類が本当に滅んでしまって、破壊され埋もれ…

頭の種別 その2

引き続き、植島啓司さんの『「頭がよい」って何だろう』にまつわる思いをダラダラと。結局、当初の予想に反してこの本は、まだ読み進み中。パズルを中心軸にして描き出された頭の種別について、ますます深い共感を覚えつつ、頭を悩ませながらパズルを解き進ん…

頭の種別

植島さんのパズルの本には、ご自身の知性のあり方を振り返る記述があって、これまた面白い。お断りしておくが、この記述を面白いと感じる人は世の中で少数派であろうということ、それに面白く感ずる人は植島さんと同じ頭の種別に分類されると断定していいだ…

言葉

頭のよさというテーマの本を読んでいる。 おそらくそうした能力はこれまでそう正確には測られてこなかったことだろう。たぶん「カンがいい」とか「ツキがある」とか「運が強い」として片付けられてきたのではないか。しかし、これこそが本当の能力で、解き方…

梅雨明け

長野南部にも梅雨明けが訪れ昨日は猛暑となった。天気予報のデータベースを調べると、午後2時頃に気温32℃(湿度50%)まで上昇。ちょっと外で動くと汗が吹き出るような暑さだった。 西日を避けるため窓のブラインドを下ろして涼んでいると、つるバラがブライ…

花の時

このごろ歳のせいなんだろうか、花の美しさに惹きつけられている自分を発見する。花に関する本や雑誌をいくつか購入しているのに気づく。 少し以前に、購入した澁澤龍彦著『フローラ逍遥』。これは文章を読むというより、古今の植物画を楽しむ図鑑としてパラ…

ためらいは禁物

気の進まない仕事を始めるときの心構えは、極めて単純。ためらわずスッとその中に入っていくこと。イヤでもともかく手を出す。心理的な小さなバリアを、ともかく飛び越えてしまう。この辺の呼吸はちょっとコツがいるけれど、慣れてしまえばいい。考えるアイ…

雑感

どんなときでも、与えられた環境条件に振り回されるのではなく、自発的に元気でいようと思う。人は人であり、人が自分をどう扱い、どう見ようと、それはその人の責任において起こした行動の結果である。自分の平静さを失って、それに振り回されるほどの一大…

気になる言葉

なにか気がかりな言葉なのだけれども、まだ考えのまとまりを見せないような言葉ってある。出会ったときには覚えているが、すぐ雑事にかまけて忘れてしまうような言葉。 先日(といっても2週間ほど前に)雑誌で出会った。 会長は「囲碁1級の人が10人集まろう…

ほんとの雑記

1. モノつくり 若い知人のHPにちょっと興味深いエントリ記事が載っていた。 結局、筆者は何か技術なり技を習得する、極める、またそれに打ち込むということが好きなようで、単なるものづくりなどは何にも面白くない。Event LOG) ここまで徹底して自覚して…

ついに手帳が・・・

愛用してきたシステム手帳のバンド部分がとうとう脱落した。数日前より、バンドがゆるんできたなと思っていたところ、縫っている糸が擦り切れた。10年以上使ってきた。よく働いたなぁ・・・ 刺繍が趣味の人に聞いたら、そんなもん塗っちゃえばいいのよと事も…

空気も澄んでいい季節

昨日から、駒ケ根は雨がパラパラ降ったりまた晴れたり目がぐるしい天候だった。今日は朝から素敵な天気になった。雨降りにより空気中の浮遊物が落ちてしまうためだろう。昨日の雨でとても空気が澄んでいて中央アルプスの裾野の方の新緑が、とても近くに見え…

ひと休み

会社から帰って食事を済ませ、このときとばかりに洗濯をして、それからたまった衣類の整理をしてちょっとひと休み中。じつは整理ダンスの引き出しに、長年グチャグチャに入れた靴下類の整理をしていて、ちっとも作業が進行せず、仕舞いには額に汗をかいてし…

生活とはアディクションの集積なのか

先日の週末から連休に入った。以前から気がかりだった横須賀の実家の状況を、家内と見てきた。物忘れがひどくなった母と、急遽入院してしまった妹、その間で奮闘している父の状況を覗いてくること、それに家の中の散らかったゴミなどを片づけて来ようという…

美辞麗句

中身が空疎になるほど美辞麗句のスローガンが並ぶというのは、本当だと思う。「元気よく」とか「明るく」とか道徳教育のような言葉が出てくるのは、いかに現実が「元気なく」そして「暗く」て、希望が持てないことを告白している。本当に元気で明るい状態な…

無能のレベル

階層社会において、その構成員は無能のレベルに向かって昇進するといったのは、 ローレンス・ピーター博士。たしか学生時代に翻訳本を読んだ。 昇進が停まるのはその地位が能力に見合っているからで、 それ以上昇進してしまうと、無能のレベルに達してしまい…

インターネットという耳そして眼

インターネットプロバイダに、引越し日(3/22)の10日前の3/12に連絡した。 プロバイダ(DION)からネット接続の完了には、約3週間かかるという。 結局、本日4/9が開通日となった。回線工事に立ち会う必要があるというので、 出勤を午後にして午前中は、待機…

引越、そしてそののち

見積もり金額が高いなと感じたが、渡された引越し料金の明細を見ると納得してしまった。 モノがやはり多い。書籍なんかとても多い。 「ダンボールは50箱は要りますね、まあ念のため60箱用意しましょう」と見積もりのプロの人。 ダンボールを組み立て荷つくり…

失望感

詳しくは事情は書けないけれど、今とても深く失望感に襲われている。 まあ大波小波は人生つきもので、たいていのことはなんとか乗り越えてきた感がある。 それは自分に失望するという類が多かったから、逆に乗り越える道が見えていた。 今回はちょっとちがう…

浅草へ行く

今日は、妻の用事で浅草へ出かけた。2年ごとに所属する書道の同人展が浅草で開催される。 お弟子さんにあたる2人の知り合いの方と、計4名で作品展を見に行くという趣向の長旅だった。 かつて自分自身もこの書道会に所属し、筆は持たず印刀をもって、篆刻に打…

久しぶりに旧友と

昨晩は、入社時の職場の先輩と、久しぶりに飲む。 懐かしいというので後輩も加わって3人で。 話題は、健康状態、運動しているかという話題、はては年金のしくみの話。 そしてリタイアしても趣味がない、やることがない、80まで生きられるとは 思えないから早…

信念というもの

人間は他を批判しているときは生産的なものは生まない。 自分の求めているものがその先にあるのならば、批判することを止めて ひとりやるべきである。価値のあるものへ前進するように、 人間の心と体はできている。前進することでのみ心も体も生き生きする。…

上達ということ

スポーツでも芸事の習得でも、初めの頃は動作のひとつひとつを意識して 行わないとその動作ができない。 初級の段階では、体の動きはぎこちなく、たいして大きな運動量に達していないが、 頭の方はパニックになるくらい忙しく働いているようだ。 身体の動き…

帰省

昨日は、会社を早退して実家(横須賀)の親の顔を見に行った。 母親の物忘れがひどくなり、病院に通っていると聞き、 また家内の強い勧めで様子を見に行ったという経緯だった。 以前より母が同じことを繰り返し話すなぁ、といぶかしんでいた。 思いの他元気…

道具〜その2〜

道具を買うなら一番高いものを買えと、その道の人は言う。 しかしその意味が心底わかるまでは、なかなか買えるものではない。 なぜなら2,000円で買えてしまうのに、敢えて8,000円の値段のついたものを 誰が買うだろうか。 こうして、いちばん売れ筋の道具は2…

道具に凝って

ちょろちょろと買っていたスキー板のチューンナップ道具だが、 その道具の目的などを理解できるようになってくると、 素人向けの「ちょっとそれらしい」道具では飽き足らなくなってくる。 板にはエッジというハサミの刃のような部分があって、 このエッジの…

文房具

今の職場では「常識」となっていることなのだが、シャープペンシル、消しゴム、 サインペン、ファイルに至るまで、文房具は会社負担で購入することができる。 入社したときには、新品の文房具セットというものを与えられて、 いよいよ働くのだなという感慨に…