2010-01-01から1年間の記事一覧
絵を通じた若い友人が先月始めにイタリアへ旅立ちました。フィレンツェの美術スクールに入学して、はや2ヶ月弱がたちました。ときどきメールが届きます。先日は、周りのいろいろな絵画に取り囲まれている(贅沢な)環境の中で、戸惑ってしまっている自分を発…
足達大和さんの著書を読んでいて出会った言葉。 あなたの記憶に残る誰かからの"否定"。 それは、たかだか一部の人間が自分のものさしで判断した結果に過ぎず、決してあなたの願望をあきらめさせる権利を持つものではない。 足達大和著『大切なことは、みんな…
描き始めは昨年。棚に置いて近くを通るたびに眺めているけれど、なんだか決め手を欠くようなきがして放置していた絵が一枚。それとこの12月に現場でサラッという感じで描いたものがもう一点。いつも絵の完成ポイントはよくわかりませんが、もういいやという…
長年の習慣で、探しているものはまず外にあるものだと、とっさに思います。青い鳥の話しと同じ、自分にとって好いものはまず外にある、と決め付けてしまうのです。反射神経みたいなものです。この習性はいったい何なのか、ずいぶんと長いこと見つめてきたつ…
教室の題材として、下平という河川敷のような広い風景、および中沢の丘陵の風景を描きました。生徒さんを背にしてデモ描き。それぞれ15分くらい。 F4スケッチブック 4B、2B、H鉛筆 田んぼの遠近感を表現することがテーマです。 F4スケッチブック 4B、2B、H鉛…
職場でつかっているプリンタがこのところ不調で、さんざん苦労していました。ありとあらゆるという言葉どおりに、調べてつくして考えられる対処をしても、ドキュメントの印刷に失敗しましたというメッセージをもらうばかり。おもな経験したダメメッセージは…
絵にまつわる仕事をしていて、驚きとともにわかってきたのは、この地域で絵を描く人のほとんどが風景画を描かないという事実です。その理由は定かではありませんが、推察するに2つの理由があると思います。 ひとつは、信州や駒ヶ根の風景がきれいだ、魅力的…
好き嫌いといっては身もふたもないのだが、じっさい一方で好きな絵というものがあり、その対極に上手いけれど好きにならない絵というものがある。この辺の違いは何によるのか、まだよくわかっていない。 絵を描くとき、上手と下手があって、できた絵を見ると…
水平線が描けるようになれば、道なり川なり自分の足元から水平線に向かう線の練習をしていただく。 しかしここはとても躓きやすいポイントだ。道の線がうまく描けないのだ。たいてい角度が狂う。おおかたは上空にいる鳥の目線の絵になってしまう。これを自覚…
絵画教室では、いま色を使わず鉛筆だけで描くことを試みている。構図を取ることに慣れて、さらにトーンの表現を鉛筆でやってみることに注力している。そんな訓練のなかで上達をはかろうというもくろみ。 イーゼルを立て生徒さんに背後から見ていただいて、構…
エプソンのフォトストレージP-3000は、毎日酷使されている。このごろはディジタルオーディオプレーヤーや、ファイルの持ち運びデバイスにもなっている。よく考えてみれば、バックアップ用のポータブルHDDに画像再生機能がついているようなもので、もとはHDD…
2〜3年くらい前に描いた鉛筆スケッチ。いまながめるともの足りない。描法が徹底していない感じ。すこし手を入れた。 それに鉛筆画の描き方みたいなものを急遽まとめる必要も出てきた。 ホームページに掲載している木曽福島の鉛筆画が2枚。 木曽福島の通りに…
このごろ夜中の2時くらいまで起きてあれこれとネットで調べたり、本を読んだりしている習慣が定着してしまった。 2000年にこの自宅を建てるに際し、思いっきりたくさんの蔵書を持ち込んでも床が抜けないよう梁の数の多い小さなエリア(=書斎)をつくった。…
CO2の濃度上昇により地球が温暖化するという説と、いや寒冷化に向かい始めたという説が、互いに議論されていて、その正確なところは判然としない。IPCCでは世界中の科学者の集まりの多数意見としてCO2犯人説を採るが、科学者の95%はそれには懐疑的だという主…
学校教育の中で、いつも『反省をしなさい』と教えられてきた気がする。反省することは『無条件に善だ』という刷り込みがされてきた気がする。それって本当だろうか。実は、出口のない堂々巡りの中にハマル危険性が潜むのではないだろうか。 ああすればよかっ…
この頃わかってきたのは、うつで処方されるクスリが、回復に関してはプラシーボとほぼ同じ程度の効果しか持っていないことだ。治療薬としては、ただの砂糖水との(統計的に)有意な差が認められない。いっぽうクスリによる副作用は厳然としてあり、精神が朦…
昨日は絵画教室。ようやくカッパビーナス像のデッサンが完了。前回は首から下を描いたが、今回は顔および頭部を仕上げた感じだった。背景は描かなかった。先生のOKもいただいた。 カッパビーナス像 木炭紙(650×500mm)に木炭 今回ほど勉強になったデッサンは…
かよっている絵画教室の作品展が、駒ヶ根菅の台のギャラリーKomorebiで開催され、先日11日に終了。このところ木炭デッサンにいそしんでいて作品らしいものがなかった。そこで、なんとなく未完だった水彩画に手を入れて、お茶を濁して出品した。 安曇野の田園…
このところ、投資本を本屋で見つけしだい買っては読むという繰り返しだ。投資専門の棚ができてしまうくらい。ちょっと下段に整理してみる。 この中で途中でイヤになって放り出したものもある。内容が見えてしまったり、参考にならないと判断したものだ。いっ…
金融の仕組みを勉強する必要性に迫られて、夜も更けてもいろいろな本を読んでいる。そんななかで、ヤバイと感じるのは日本の金融の状況、そしていま蔓延している不況の状況だ。とてももったいないという気がしてならない。このまま人為的に作られてしまった…
ある新書本(本体760円、税込み798円)がどうしても読みたくなり、駒ケ根の書店を回ってみたがどこにもなかった。仕方ないのでAmazonで買うことにして中古品の程度のいいものを選んで発注した。 商品が92円、送料250円が加算され、計342円。ほどなく兵庫県の…
小林幹男さんの投資関連の本を読んだ。 この中で小林さんは「負けを認めること」の重要性を繰り返し語っている。負けを認めない人は、負けの投資を何度でも繰り返すと。●小林幹男著『あなたが投資のプロからカモにされる理由』(参考:Amazonサイトへリンク…
お堂の周りを回ればご利益があるというお寺が、先日TVで紹介されていた。夜、暗闇の中でお堂を回らなければならないので、竹べらを持ちお堂の建物の周りをなぞって参拝するスタイルになった。建物の周りに竹べらで抉れた溝がぐるっと形成されてしまっている…
自分の考え方や生き方が固まるほど、その弊害も臭みも出てくる。人生はこれでOK!と思ったときがじつは大きな落とし穴に転落するときだ。 それまで優越感と達成感を味わいたいと願いつつ、きびしい努力を重ねたにちがいない。だが、いざそれを所有する状況に…
このごろ若い人から(自分より若手という意味だが)、生き方にまつわることがらの相談を受けることが増えた。人生経験が豊かと見られているフシがある。しかしそれは間違いで、経験豊かなことはない。けれど話を聞いているうちに若い人の考え方の特性のよう…
2回目が終わった時点で、首から胸へと落ちていく面のとらえや、左肩が手前につき出しているダイナミックな厚み感が弱いとわかった。つまりは、立体としてのとらえが弱いということだ。 先生からの指摘で、もっと黒くなってかまわないから木炭をたくさん使う…
学ぶということ。 教科書や本に書いてある内容を理解し、 自分のものにすることと考えてきたけれど、 ほんとうは、かなり深いことを言っているんじゃないか、 と思うようになった。 ネットで検索すれば、すぐ本に書いてあるような知識は入手できる。 知識を…
いちばんになることが、いちばんいいにはちがいない。 だがそれを当たり前のこととして頭から信じていると、 いつも苦しむことになる。 いちばんになることなんて、人生にはあまりに少ないから。 いつも負けている自分を振り返ることになってしまうから。 い…
例によってTVのチャンネルサーフィンしていたら、田中一村の絵画が放映されていた。先週9/12(日)の日曜美術館の再放送だったらしい。いい加減に断片だけ見るところは悪いクセだ。 →田中一村 奄美の陰影(NHK日曜美術館) 番組の中の紹介では、田中は50歳で…
フォトストレージP-3000は、デジカメ画像のメモリバックアップや、画像管理に毎日活躍している。マニュアル見ると、デジタル音楽プレーヤーにも、動画再生機にもなると書いてある。動画のほうはファイル形式が合致していないらしくてスキーの動画が再生でき…