たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

年金請求書が届く

そろそろと思っていた年金請求書(裁定請求書)が先日届いた。60歳になる誕生日のちょうど3ヶ月前に書類が発送されると本に書いてあった。誕生日は7/26だからピッタリのタイミングで届いた。これに記入し提出すれば年金の支給がスタートする。自分の年代の場…

石膏デッサン その3

昨日、絵画教室で石膏デッサンのその3を始めた。 「描きごたえがあるけれど、半身像をやる?」 との先生の問いかけに、素直にハイと答える。 物置部屋から、円盤投げ半身像という石膏モデルを運んでくるのがちょっと大変だった。なにせ重い。高さは1mくらい…

大きな風景を描きたくなり・・・

約1週間前から、大き目のアルシュ紙に風景画を描き始めている。風景の場所は、中沢の原地区というところ。以前にも描いたことがあるが今回は新緑の景色にしたい。それにしてもスケッチに出かける場所が車で5分ほどの場所。あまりにも近場だ。 透明水彩 アル…

いちおう完成とする

水彩風景画の残り5%の仕上げだが、眺めては直すうちによくわからなくなった。こういう時は手を休めて放置するのがいい。わからないまま迷走しなおも手を加えていくと、ろくなことはない(なかった)。たいてい説明しすぎ、くどくなりすぎ、いじりすぎて失敗…

『やった人にだけノウハウがつき、スキルがつく』

表題の言葉は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ社長の増田宗昭氏の言葉。どこの会社と思うかもしれないがレンタルビデオ&本の「TSUTAYA」だ。 この言葉、好きだな。 やってもいない人には、結局スキルもノウハウもつかない。ただ出発点にジッと座っているよ…

赤穂中割の絵は、ほぼ完了か?

描きかけの水彩画だが、眺めては描きという繰り返しで(じっさい眺めている方が長いのだが)、もういいかという気分になってきた。 こんなとき家内に何気なく見せる。長年見慣れていることと遠慮がないことで、かなり辛目の採点をする厳しい批評家なのだ。す…

石膏デッサン2枚目が完了!

昨日(4/21)、絵画教室にてアリアス石膏像の木炭デッサンを描く。アリアスのデッサンの2枚目。3月より描き始め、3回目の教室でようやく先生のOKが出る。石膏と格闘した教室はこんな空間。 《完成したばかりのデッサンとモデルのアリアス像》 今回のデッサン…

駒ケ根市中沢『花桃の里』

満開だよと教えてもらい、昨日(4/20)駒ケ根市中沢の『花桃の里』を家内と訪れた。お食事処「すみよしや」を経営する宮下秀春さんという方が、定年まぎわから個人の敷地に植え続けた花桃の木々だ。19年がたち、今や総本数800本とのこと。いっせいに満開を迎え…

水彩画のその後

だいぶ色をのせて、ほぼ80%の完成度かな。 ただし手前の土手や水路などどの程度描いたらいいのか、少し迷う。描き込めばその分が明瞭にはなるが、描きたい主役の木立と家並みが弱くなる。たぶん全部描くと、細密画のようになって別の味わいになる。自覚のな…

引き続き、午堂さんの本を読んでいる

お金に対する考え方を改めるきっかけとなったのがhttp://d.hatena.ne.jp/Yadayoo/20100413#1271168216/:TITLE=午堂さんの本。これまでの人生で培ってきたお金に対する概念がかなり自分の中で狂って(?)来ていて、もう一冊読みたくなり、午堂登紀雄著『お金…

ホームページとBLOGのはざまで悩むよね

BLOGの開設はいとも簡単にできてしまう。30分とかからないと思う。登録作業をして、すでにテンプレートが準備されていてそれを選ぶだけだ。はじめるのに便利なBLOGのシステムだが、進めていくうちに不便に感ずるところが出てくる。最大のものは、書いた記事…

さらに着色して

駒ヶ根の赤穂中割の水彩風景画に色を重ねていく。水彩画のプロセスは長くて、仕上がりがなかなか予感できない。下塗りしたりある濃さの部分だけ塗ったりしているので、仕上がりが見えてこない。でも当初描きたいと思っていたイメージにだんだんと近づいてい…

高遠の桜が満開!

昨日4/13、高遠城址公園や勝間の枝垂桜の満開の時期を迎えていました。人の波が去った3時過ぎにひっそりと家内と眺めに。 赤みの強い高遠コヒガンサクラの一斉に開いた様は圧巻という感じ。枝垂桜もその大きさが見事でした。 何枚かの画像をアルバムにしてあ…

午堂登紀男著『お金の才能』を読む、目からウロコ

一生お金に困らない人生戦略とサブタイトルが付いている。オレのための本かな?と思って買った。そして一気に読んだ。アラカンにもなりそうな今ごろになって、資産運用の本を読んでどうなるのかという気もしないではなかった。 読み終えて、資産を増やすとは…

何を捨てて、何を見せるか?

上手に撮られた写真をみるとき、ワクワクする。その理由のひとつは構図だ。大胆にトリミングされ余計なものを捨てている。ここまでカットしていいのかと思うくらい。目線を他に散らさせない。見せたいものを鑑賞する者にグッと突き出している感じだ。あえて…

さらに着色する

すこし用事が入ったりして、描きかけの水彩画から気持ちが離れそうになった。経験論だが、一気にある程度行ってしまったほうが絵はうまく行く気がする。忘れた頃に再開しても気が抜けている。 今日、色を追加して作業を進めた。こんな感じ。 自分としては破…

2年越しか・・・

会社員だった頃は、アイデアマンといわれていた。しつこく考える性質と、何とか突破してやろうという意欲みたいなものが重なって、ついつい問題や課題に入れ込んでしまうのだ。研究開発の仕事が長かったから、まあ特許もずいぶんと出した。 超大手の自動車部…

さらに着色

駒ヶ根の赤穂中割の水彩画をさらに着色していく。撮影した写真を参考には見るけれど、そのとおりには描かない。この段階になるともう自分のイメージ世界に埋没している。この絵の中に自分が入っていき、その道を歩き橋を渡り向うの茂みを眺める・・・という…

[絵画]天気もよく赤穂の田園へ

水貼りの紙も乾いてピンと張り、天気もよいのでさっそく出かけた。駒ケ根の赤穂中割と南割の中間の田園風景は、お気に入りのポイント。 こんな風景が広がっている。この林はいつも気になる。 ザクザクと下塗りをしてしまう。はじめはあまり細かいところを描…

はじめは水貼りから

スキーシーズンもほぼ終了。外も暖かくなりスケッチに出かける環境と気候になってきた。そこで水彩紙の水貼りを2枚仕上げた。あとは乾くのを待っている。手前は、たぶんマーメード紙のB3サイズ・300g。いつも使っているシナベニアに貼った。奥のものは、アル…

[絵画]模写がほぼできた

先日水貼りした紙に、水彩の模写を試みた。習う相手は、王軍さんという中国出身の水彩画家。水彩とは思えない油彩画風の重厚な作風なのに、ゴテゴテせずに魅力溢れる絵画だ。一枚の繪の最新号(4月号)に、新連載の水彩画教室の紹介があり作品が掲載されてい…

このごろの社会現象を不思議に感じ

先日のニュースでは新卒の就職率が80%と報じられていた。中高年のリストラや派遣切りなどの勢いも止まったのかどうかわからない。《仕事ない》現象は、若い世代だけではない。日本中で不景気のあおりを受けて、仕事量が減り失業者が増えるという図式に見え…

[雑記]振り返って

かつての会社員の身分ならば、4/1の今日は前年度を締め、新しい年度を迎える日だ。ちょうど一年前に早期退職し、画材店の開店準備をはじめた。約半年間、店舗の選定、内装、仕入先の開拓、営業活動などを経て、昨年9月末に駒ヶ根駅前に「画材エクラ」開店。…