たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

やっと復調したプリンタ

職場でつかっているプリンタがこのところ不調で、さんざん苦労していました。ありとあらゆるという言葉どおりに、調べてつくして考えられる対処をしても、ドキュメントの印刷に失敗しましたというメッセージをもらうばかり。おもな経験したダメメッセージは…

風景画は盛ん?

絵にまつわる仕事をしていて、驚きとともにわかってきたのは、この地域で絵を描く人のほとんどが風景画を描かないという事実です。その理由は定かではありませんが、推察するに2つの理由があると思います。 ひとつは、信州や駒ヶ根の風景がきれいだ、魅力的…

好きな絵は、何に反応しているのだろう

好き嫌いといっては身もふたもないのだが、じっさい一方で好きな絵というものがあり、その対極に上手いけれど好きにならない絵というものがある。この辺の違いは何によるのか、まだよくわかっていない。 絵を描くとき、上手と下手があって、できた絵を見ると…

教室の鉛筆画デモ 2

水平線が描けるようになれば、道なり川なり自分の足元から水平線に向かう線の練習をしていただく。 しかしここはとても躓きやすいポイントだ。道の線がうまく描けないのだ。たいてい角度が狂う。おおかたは上空にいる鳥の目線の絵になってしまう。これを自覚…

教室の鉛筆画デモ

絵画教室では、いま色を使わず鉛筆だけで描くことを試みている。構図を取ることに慣れて、さらにトーンの表現を鉛筆でやってみることに注力している。そんな訓練のなかで上達をはかろうというもくろみ。 イーゼルを立て生徒さんに背後から見ていただいて、構…

宇多田ヒカル『First Love』

エプソンのフォトストレージP-3000は、毎日酷使されている。このごろはディジタルオーディオプレーヤーや、ファイルの持ち運びデバイスにもなっている。よく考えてみれば、バックアップ用のポータブルHDDに画像再生機能がついているようなもので、もとはHDD…

鉛筆画に手を入れた

2〜3年くらい前に描いた鉛筆スケッチ。いまながめるともの足りない。描法が徹底していない感じ。すこし手を入れた。 それに鉛筆画の描き方みたいなものを急遽まとめる必要も出てきた。 ホームページに掲載している木曽福島の鉛筆画が2枚。 木曽福島の通りに…

このごろ夜中の2時くらいまで起きてあれこれとネットで調べたり、本を読んだりしている習慣が定着してしまった。 2000年にこの自宅を建てるに際し、思いっきりたくさんの蔵書を持ち込んでも床が抜けないよう梁の数の多い小さなエリア(=書斎)をつくった。…

地球温暖化

CO2の濃度上昇により地球が温暖化するという説と、いや寒冷化に向かい始めたという説が、互いに議論されていて、その正確なところは判然としない。IPCCでは世界中の科学者の集まりの多数意見としてCO2犯人説を採るが、科学者の95%はそれには懐疑的だという主…

反省という行為

学校教育の中で、いつも『反省をしなさい』と教えられてきた気がする。反省することは『無条件に善だ』という刷り込みがされてきた気がする。それって本当だろうか。実は、出口のない堂々巡りの中にハマル危険性が潜むのではないだろうか。 ああすればよかっ…

やはりそうだったか、うつのクスリ

この頃わかってきたのは、うつで処方されるクスリが、回復に関してはプラシーボとほぼ同じ程度の効果しか持っていないことだ。治療薬としては、ただの砂糖水との(統計的に)有意な差が認められない。いっぽうクスリによる副作用は厳然としてあり、精神が朦…