たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

絵の仲間の集うサイトに

題「少女」。F6鉛筆画。使用鉛筆は主として4B。制作は約3時間。 ネットの上の知り合いが参加しているネット仲間展という絵画サイトに先日初参加させていただいて、その際投稿した課題作。参加する仲間が毎月課題の画像を提案して、その中の好きな課題を自由…

連休には片付けることがたくさん

長い連休に入った。 のんびりできるどころか、日ごろできなかったことをあれこれ片付けなければならない。 まずは自家野菜つくりの開始。それには真っ先に畑の土をつくる。 土つくりをしても野菜苗をすぐには植えられないから、早めに土を作り1週間くらい土…

なぜ神秘に感じるのだろう

今年の1月に、伊豆のバナナワニ園に家内と出かけた。バナナとワニは、熱帯に関係するものをならべてみた趣向なのだろう。植物園ではランや熱帯植物や睡蓮などを見ることができる。寒い長野をはなれ温室に温まりにいったようなものだった。 下は睡蓮の池での…

とても変わった表題の

2週間くらい前だろうか、『「自分」から自由になる沈黙入門』という変な名前の本を入手した。小池龍之介さんという方が書いた本だが、この方はどうも禅のお坊さんらしい。語り口は軟らかくやさしく書かれているが、その述べている内容はとても本格派で、真っ…

ちょっと落込んだ

きょうは特に体調も悪いところもなく精神的にもへこんでいないのに、会社の中で自然にフッと陥没するような感情の落ち込みを経験した。人と言い争ったわけではないし、ごく普通に仕事をしていただけだ。またウツ状態に落込んだというわけではない。デスクに…

さくらの蕾はいつ作られる

信州の冬は寒く、零下15℃くらいの低温になることはザラだ。雪の多い年には樹木は雪に埋もれたままということもある。そんな環境下で木々は体温を持たないのにその寒さにも凍らない。細胞が無事というのは不思議な生理だ。そして春になるとその訪れを検知し、…

いまはどこも花また花

昨年見ようとして見れなかった信州箕輪の権現桜にようやく出会うことができた。1000年桜とも言われていて、その堂々たる姿は見ごたえがある。公民館を過ぎ、民家の屋根越しにみえる満開の権現桜。その大きさが想像していただけるだろうか。はい、これが正面…

『THE DAY AFTER TOMORROW』

先日『THE DAY AFTER TOMORROW』のDVDを再び見た。アメリカの気象学者が地球環境とりわけ異常気象の恐ろしさを予見し警鐘を鳴らすのに、米国大統領が調和のある経済発展と環境の共存という妥協策を提案するシーンが出てくる。2004年の映画作品だけれど、先日…

予想されたとおりの雨

昨夜から降り出した雨。5時過ぎに目覚めると雨足が見えるくらい激しく降っている。人間は外からの刺激に弱いもので、これから生ずるであろう雨降りの中の自転車出勤や、ぬれた路面のことなどを想起し、そんな状況にいる自分を予想してやや鬱陶しい気持ちに陥…

『愛されるだけでは幸せになれない』

表題の言葉は、中井俊已さんの『贈る言葉・名言名句・いい言葉』というサイトで知った。斎藤茂太先生の言葉らしい。とても気がかりになり、机の小さなメモに書きとめておいた。今日はこの言葉にまつわる気持ちを、ちょっとメモしておこうと思う。***言う…

ふるさとについて

自分のふるさとは神奈川県の横浜郊外だが、いまはあまりに都市化が進んでしまって、昔遊んだ川や野原の面影はなくなった。また転居を繰り返して現在に至るので、自分の戻るところを失った喪失感は否定できない。そういう意味で、自分のふるさとは心の中の映…

春の東伊那を歩く

スキーシーズンも終了してしまった。気持ちを切り替えるつもりで、愛犬ココを散歩させながら家内と東伊那を散策。とってもよい天気。近くの栖林寺のしだれ桜が満開とのことで、足を向けたら、近県から多くの人が訪れていた。最近ガイドブックなんかでちょっ…

あきらめはなかなかつかない

惜しくも断念するという決心をすることがあるね。ふられて好きな人をあきらめるということもあるし、仕込んできた仕事のネタを捨てるということもある。試験に落ちて進路を変えざるを得ないということも人生にはあるね。そういうときには、欲しかったものを…

これから・・・

2週間くらい前に、平原綾香さんのアルバム『そら』を購入してから、ずっと毎日のように聴いている。その前に買った『ベストアルバム』をときどき織り交ぜながらね。 何となく感じるのだが、綾香さんが歌う歌には宇宙感覚に通じるものがある。綾香さんがどの…

サボテンの花

長い冬をくぐり抜け気候が暖かくなるとサボテンたちは一気に活動を開始する。いまごろは緋冠竜という品種のサボテンが花を開く。白色系の大きな花びらが魅力的で上品さもあり好きな品種だ。毎年この季節になるとまちがえることなく咲き始め、なんだかサボテ…

青、その根源的な

その青さをしっかり見つめたかった 仰ぎ見る青さではなく つつみこまれる青さでもなく そこにいる友だちのように 隣でやすんでいる青さを見つめたかった ゆれる頼りない波のような青を いまそれが実現しつつある 地表から何百キロの高さから ふと眼を上げれ…

クリスマスローズ

モクレンの根元に、何年か前からクリスマスローズを植えている。 ようやく最近になって根づいた感じがする。 土壌の栄養素の関係だろうか、その年によって花びらの色彩が変化する。 アジサイみたいなところがある。 これまで緑味が強くてなかなかすっきりと…

やっと花開いた

日曜日の長野南信地区の気候は、肌寒さから急に暖かさを増して、庭のモクレンが一気に花開いた。モクレンの花びらは、花弁が厚くうっすら黄色みを帯びた白色が上品。

福島正伸著『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』きこ書店

「はじめに」に書かれた次の言葉が、具体的な3つの実話として紹介されている小さな本。会社の近くの書店で目にとまりすぐ読んでしまった。 つまらない仕事はありません。仕事をつまらなくする考え方があるだけです。 意味のない仕事はありません。意味のない…

逆説に聞こえてしまう

先日、鍵山秀三郎さんの短い言葉を集めた『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』という書物を購入。イエローハットを創業された方で、便所掃除の社長さんとしても著名になった方である。 本来ならば当たりまえの言葉が述べられているのだが、現在の風潮か…

ふたたび鉛筆で

なぜ色のない鉛筆で絵を描くのだろう。 色のない世界のなにに惹かれてスケッチするのだろう。 色彩を除くことでよりいっそうものごとの姿が 浮き上がってくるというのだろうか。 捨てれば捨てるほど 内面から輝いてくるひかりが 見えてくると信じているのだ…

鉛筆でえがく

21×24cm 鉛筆4B浦沢美奈さんの『お花屋さんの花ノート』というお気に入りの本から、花束の写真を題材にしてちょっとアレンジした。こんどは思う存分、鉛筆でグシャグシャとえがく。やはり鉛筆のタッチのやさしさは、他では得られないね。