たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

停電

BLOGを途中まで書き始めたところ、点けた電気ストーブのせいだと思うのだが、突然ブレーカが落ちたようだ。あたりは暗闇となり手探りで階段を降り台所のブレーカのところまで行くと、家内と娘が携帯の灯りを使ってブレーカの落ちてしまったスイッチを探して…

目覚めると・・・

目覚めると今日の用事はなにがあったかと、スケジュール表のパターンをまぶたの裏に描き出そうとする。重要な用件がないならば、今日は幸せなんだろうかと、これから起きると予想される事柄を想像しようとする。あるいは不幸せなんだろうか?何をもって幸せ…

偶然だろうか

この前の記事で藤川さんの詩画集『やわらかまっすぐ』のことに触れた。奥付けをみて藤川さんの書かれた本を以前書店で、いくども手にしながら買いそびれていたことに気づいた。それは妻を末期癌で亡くす『君を失って、言葉が生まれた』という物語だった。 な…

人生の目的

なかなかすっきりと風邪が抜けない。仕事するにもちょっと辛い感じで早く退けようかと考えているうちに定時になる。年中行事のようにある時期になると風邪で寝込んでしまう人もいるから、自分の場合はまだ軽い方なのだろう。 風邪のひきはじめは、なんだか外…

オートシェイプ

風邪をどこからかもらったみたいで関節が痛んだり、体がだるい。昨晩はめずらしく10時に就寝。そしたら今朝は2時半くらいに眼が覚め、さすがにちょっと早すぎる。もう一度寝て4時半に起床。Excelを使って図を2枚ほど描いた。 実は、先日Microsoftの表集計ソ…

脳は何と複雑な作業を・・・

必要に迫られ、最近になって計算プログラムの勉強をかじり始めた。やってみては上手く行かないところが出てきて、参考書を探しては理解しようと読んで、またトライしてみる。そんな中で購入した本は次第に増えて、机のうえに山積みになる。 買うのに早すぎた…

永山さんの本が・・・

久しく足が遠のいていた吉祥寺の啓文堂に出かけた。仕事で使うソフト(ExcelのVBA)のしっかりした解説書が欲しくなり、2冊ほど手頃なものを入手。 ついでに美術コーナーに足を運ぶと、永山裕子さんの新しい水彩画集が出たばかりで、棚に平積みされていた。…

重い映画2本

先週、映画を2本、借りてきたDVDで観た。 ひとつは1972年のオリンピック中に起きたテロ事件とその後を描いた『ミュンヘン』。もうひとつは、ボクシングストーリ『ミリオンダラー・ベイビー』。 前者の作品は、ミュンヘン事件を描き出した原著をスピルバーク…

企業の現場の中で

「答えは、果たしてこの中にあるのですか?これだけ言葉を費やし時間を浪費して、われわれの中に答えを持っている人がいるのですか?」「答えを持たずに頭数だけ集めてみたところで、いくら議論を重ねても、無駄でしょ?」「形ばかり取り繕って、それらしく…

枝葉末節を捨てて

生活の中で自分がしていることを分解していくと、どうも二つに分かれることがわかった。この年齢になってやっとそんな初歩的なことがわかるところが、いかにもスロースタータの自分らしい。 それはともかく、二つとはこういうことだ。 一つは、本当に自分の…

絵を描く 〜その2〜

田園の風光の中に立ち、誰もいない中で、サラサラと鉛筆を走らせる。こんな瞬間がとても好きだ。風景に対峙して対象として描くのではなく、自然の空間や光に包まれて、自己の存在が風景に融け込んでいる状態の中で描く。これが性分に合っている。自然と共に…

絵を描く

画家になりたいというぼんやりした気持ちを抱いたのは、確か小学生の頃だったと記憶している。誰に問われたのか分からないが、将来何になりたいかと問いかけられて、とりあえず絵を描いていきたいと応えた。応えることで、そうか自分は絵が好きなんだと自覚…

続けて雑感を・・・

大友太郎さんのフルート演奏のCDを聴いている。1992年のバッハ・アーベントをライブ録音したCDだが、師のパウル・マイゼンとのデュエットも収録されている。円熟した音色。なのに、これは大友さんのデビューアルバムとのことだ。バッハのパルティータ ハ短調…

師走になった

すっかり寒い季節になった。 この頃考えていることは、ズバリ「善と悪」。とくに悪の方なのだけれど。 この世に生きている人で、果たして「悪の権化」のような人物が本当にいるか。 あるいは過去にいたのだろうか。 結論から言えば、この世には、 1.善人と…