たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

何でもないと思っていること

朝10分早く起きる。あるいは会社に15分早く着いて、将来のために学習する。いつもの通勤路の一本はずれた道を歩いてみる。iPODに新しい英会話のCDを入れて聞く。 そんな些細に思える事柄が、実はできない。頭の空想の中では、何の苦労もないことで、いとも容…

妄想

たしか映画『猿の惑星』だったけれど、滅んだ人類の文明の遺跡として砂浜に突き出た自由の女神像が現れるシーンがあった。この衝撃的なシーンを見てから、ときどき次のような妄想をするようになったと思う。もし人類が本当に滅んでしまって、破壊され埋もれ…

頭の種別 その2

引き続き、植島啓司さんの『「頭がよい」って何だろう』にまつわる思いをダラダラと。結局、当初の予想に反してこの本は、まだ読み進み中。パズルを中心軸にして描き出された頭の種別について、ますます深い共感を覚えつつ、頭を悩ませながらパズルを解き進ん…

頭の種別

植島さんのパズルの本には、ご自身の知性のあり方を振り返る記述があって、これまた面白い。お断りしておくが、この記述を面白いと感じる人は世の中で少数派であろうということ、それに面白く感ずる人は植島さんと同じ頭の種別に分類されると断定していいだ…

言葉

頭のよさというテーマの本を読んでいる。 おそらくそうした能力はこれまでそう正確には測られてこなかったことだろう。たぶん「カンがいい」とか「ツキがある」とか「運が強い」として片付けられてきたのではないか。しかし、これこそが本当の能力で、解き方…

ふたたび高島野十郎に会いに

先週より夏休みを取った。長野でのんびり過ごすつもりが、結局BLOGを書くヒマも持てないくらい慌しかった。自分の場合、ちょっと多動性傾向があるのじゃないかなどと思う。つまりはいろんな事柄に手出ししすぎるということだ。ひいてはどれも中途半端、器用…

絵を成り立たせるもの

バラの花束の絵を描いた。自分のサイトに花のコーナーを設けてアップした。 バラを描くのはこれまで確か2枚目で、これまであまり花を描いた経験がない。その理由を考えてみると、花の美しさを肌で実感したことがなかったことが原因しているのではないかと思…

高島野十郎の肖像

先日来、高島野十郎の画集がないものだろうかと探したところ、古書店に一冊あるらしいことがわかった。1988年に目黒区美術館で開催された『高島野十郎展』の図録である。 中央線沿線の常田書店という古書店らしいので会社帰りに立ち寄ってみた。しかし店主が…

梅雨明け

長野南部にも梅雨明けが訪れ昨日は猛暑となった。天気予報のデータベースを調べると、午後2時頃に気温32℃(湿度50%)まで上昇。ちょっと外で動くと汗が吹き出るような暑さだった。 西日を避けるため窓のブラインドを下ろして涼んでいると、つるバラがブライ…

勉強法の本

書店でぶらぶらしていて、目立つ本の題名だなと思った。1日30分の自己投資をしなさい!と語りかける。直球勝負という感じ。近ごろビジネス書の類はあまり読まないのだが、手にとってすぐ購入。 古市幸雄著「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55 マガ…

『最後の晩餐』の修復

先日、三鷹の上々堂(しゃんしゃんどう)に出かけた際に、片桐頼継著『よみがえる最後の晩餐』という書物を見つけて購入した。 NHKスペシャル番組の『よみがえる最後の晩餐〜レオナルド・ダ・ヴィンチ 500年目の再会〜』(1999年5月9日放送)と、ETVカルチャ…