たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

逃げの言葉

サラリーマン時代の大半は、研究開発部署に所属し将来技術と思われる研究テーマを進めていた。机上検討の段階で議論がまきおこり、実験を進める段階でも議論があり、まとめの仕方でもやはり議論が起きた。議論に明け暮れているような状況におかれていた。 討…

久しぶりに印刀を握る

まだ開店していない画材屋だが、先生や知人の紹介、それに口コミで、毎日のようにお客さんが来店されたり話をされ注文をいただく。先日は友人から紹介されたN先生の知己を得ることができて、さらにたくさんの注文をいただいた。 また、お店では書道関係は商…

合格証が届く

色彩検定3級の合格証が届く。いたってシンプルなものだった。合格証と一緒に、色彩コーディネーター資格証というカードがついていた。 次は、この冬に検定試験が行われる。流れで2級を受けちゃうのだろうか。2級はテキストを本屋で見た印象では、3級とあまり…

静物画4 −その3−

アクリル絵画の更新がだいぶ滞ってしまった。 今日、絵画教室の補講というのがあって(学生の夏休み補習みたいだ)、勝手にネーミングしているアクリル静物画4をすこし進展させた。しかし後1回くらい七転八倒(?)しなければ完成とはいえない、とは先生の言…

竹田陽一、栢野克己著『小さな会社★儲けのルール』

小さくとも個人事業を始めるにあたって、何か起業の本を読んでおこうと本屋さんで見つけた本。中小零細経営者へむけた経営戦略本ということになるのだが、内容はいたって具体的、かつ実践的。なるほどと思うことや目からウロコのことがらなど、実戦に役に立…

こころのエネルギー

かつてサラリーマン時代に、恣意的な悪意ある言動を某一派から仕掛けられて立ち往生し、ほとんどノイローゼ状態に陥った経験がある。当時の上司は、おまえはノイローゼなんじゃないかと訊くなり、即役職を解いた。自分はそんな状態ではないと内心思ったのだ…

赤沢自然休養林をあるく

お盆に訪ねてきた親戚の4人と家内とで、木曽郡上松町にある赤沢自然休養林に出かけた。木曽ヒノキをはじめとする木曽の樹木が保護された地域で、森林浴ができる遊歩道のコースがいくつも整備されている。 木曽を代表する樹木として木曽五木があるそうで、ヒ…

勝間和代さんのハッとする言葉

なにげなくTVを眺めているとけっこう心に響く言葉に出会う。さきほど勝間和代さんがTV番組で語っていた言葉など、ちょっと深い。 妬む、怒る、愚痴るの3毒は、結局問題を先延ばしにするだけなんですよね。 いいねぇ・・・ 問題の在り処に目を向けずに、不快…

グレン・グールドの思考

グレン・グールドの連載番組の第2回目を見た。 →知る楽・こだわり人物伝・グレン・グールド・鍵盤のエクスタシー(再)NHK教育 2回目は、「コンサートは死んだ」というテーマ。32歳頃にグールドがコンサート活動を完全停止して、2度と舞台に立たなかったその背…

ブレーキ力

先日のTV番組で、「ブレーキ力」という聞きなれない言葉を耳にしました。ある行動を「とらない」自制する力を示す言葉らしく、生涯で25歳時がもっともブレーキ力が高いのだそうです。それ以上の年齢ではぐんぐんブレーキ力が低下し、50代ではだいたい9歳児のブレ…

モリゾの魅力

「西洋絵画の巨匠」という薄い週刊誌のような画集を定期購読しています。退職を決意して絵画の世界に足を踏み入れようとしているのと時を同じくしているので、ちょうどいいかという感じで本年の1月から買い続けています。 先週の配本は、No.26 モリゾでした。…

教室にて着彩をはじめる

今日は、絵画教室の日。いつもに比べると準備不足でした。下描きの鉛筆画を描いたとき以来、ほとんど手を入れていませんでした。忙しさに負けて、ちょっと時間が取れないというのが正直なところ。 このところの長雨の影響でしょう、アクリル絵の具のパレット…