たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

夢について

昨年11月21日に見た夢。 それが夢だったのか現実だったのか疑いたくなるような現実的なものでずっと気になっている。過去に同じ状況のことをしでかしたような気もする。だから夢に出てきたのじゃないかと思う。 自宅で女性から電話を受けている。どうやらそ…

小林正観さんの著書

小林正観さんの本は、以前より何となく惹かれていた。書棚を探してみたら3冊も持っていた。しかし読み通したのは今回初めて。『この世の悩みがゼロになる』というそのものズバリのネーミングの本。正直面白かった。やさしい言葉で書かれているけれど分かりや…

頭の中のスイッチ

運動をやっている人は体験的に分かると思う。動作ひとつとってみても、それぞれ個性があり、その人だということがすぐ分かる。クセといってもいいのかもしれない。その動き方のスタイルでいることが、その人には自然なことなのだ。 体にしみついたクセがなか…

不思議な夢

夢を見た。明け方の3時頃。恋の決着をつけるため相手の家を訪ねる。やくざの家なんだろうか舎弟みたいな若い元気のいい男たちがたくさんいて、お嬢さんを呼んで来ますとか言っている。車を今準備しますからとか言われている。自分は何だか深刻な顔をしている…

貧しいボクから貧しいキミへ

いつも何かに煩わされているキミ 嫌いな奴がいてそいつの方が認められていたり お金がないないと心配しなければいけないキミ もっと稼げることはないだろうか あるいは自分にもう少し能力があれば 少しはマシになっただろうと恨んでいるキミ そんな思いはホ…

絵にまつわる雑記

記憶だけを頼りに東京の景色を描いたスティーブン・ウィルトシャー氏の絵画を眺めていて、氏がその絵を描く動機といったらいいのか執念みたいなものが何なのだろうかと思う。30分眺めていて記憶した東京の都心の眺めのデータをひたすら吐き出すその執念みた…

新聞記事から

正月休みの1/4(金)に、読売新聞の『日本の知力』の記事を興味深く読んだ。サヴァン症候群という不思議な人々の紹介がされた後、識者に聞くと題して養老猛司氏の話が続く。養老氏の話を切抜いた紙片をずっと持ったままだった。養老氏の話の概略は以下のとおり…

過去の集積が現在に

前エントリの続きだけれど、当然のことながら現在は過去の集積となって現れている。数年前から努力し続けたことが今の姿を形作っている。自分の例では、2004年頃にパソコンを買いインターネットをつなぎ、ブラウザやHTML言語の勉強をし始めた。画像処理ソフ…

未来はここに?

振り返ると自分の会社員としての暮し方は、技術開発が半分、研究開発が半分の割合で、つまりは今日明日の金を稼ぐというよりも、いつも未来に向けた投資として働いてきた。技術開発は3年くらい先を見て、研究開発になると10年くらいのスパンの未来を見た仕事…

所有と錯覚  〜その2〜

渇望すればするほど、心のどこかでそこから離脱したいと願うものが生まれてくる。 ものごとに夢中になり、心血を注ぐ長い熱病の最後には、 不思議にその気持ちを否定する正反対の心が芽生える。 でも普通は、こんな正反対の気持ちに気づくことはない。 なぜ…

所有と錯覚

所有するとは何だろうとしばしば考える。 当たり前すぎてしまって、その本質がよくわからない。 自分が持っていないからこそ、とてつもなく欲しくなる気持ちが働く。 したがって自分のものと、自分のものでないものとは 間違えることなく峻別できる。 しかし…

新年2

歳をとると細かい字が見えなくなり歯が悪くなり足腰が弱る。しかし脳の方はそうとはいえないような気がする。 若い頃は、単一で、純粋、だから尖がっている。一点集中しているがゆえに開ける穴は深い。大発明や発見は、これによるものだろう。しかし応用がき…

新年

連休になるとBLOGを綴っているリズムが変化する。おまけに雪の季節ともなれば、心の半分以上はスキーに奪われてしまうのでなおさらだ。年末の30日から今日まで板を履かない日はなかった。 2日にNHKで放送されたイチローの番組を見た。スポーツの世界に生きる…