たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

原風景

なぜだか子供時代というと、横浜の郊外の戸塚の里山のある風景が思い浮かぶ。 家からはかなり遠くまで出かけていたことになるが、ほぼ毎日丘陵が続く 風景の中で日が暮れるまで遊んでいた。幾重にもゆるやかな丘陵が重なる 風景の先へ大きな太陽が傾いていく…

信念というもの

人間は他を批判しているときは生産的なものは生まない。 自分の求めているものがその先にあるのならば、批判することを止めて ひとりやるべきである。価値のあるものへ前進するように、 人間の心と体はできている。前進することでのみ心も体も生き生きする。…

上達ということ

スポーツでも芸事の習得でも、初めの頃は動作のひとつひとつを意識して 行わないとその動作ができない。 初級の段階では、体の動きはぎこちなく、たいして大きな運動量に達していないが、 頭の方はパニックになるくらい忙しく働いているようだ。 身体の動き…

自戒の言葉〜箴言風〜

信念の欠如はその場しのぎの姿勢を導く。 目の前起きてくる事象に対して、 求められている誠実な対応だけに終始していると、 長い時間スパンを通してみると無策の積み重ねになりかねない。 悪意を抱く人間ではないのに、誰からも信頼されない。 語る言葉が間…

邂逅という感じ

本屋に立ち寄って、これほど驚くこともめずらしい。 今日、会社を退けて書店に立ち寄った。レジの横のカートに 新刊本と思われるそっけない同じ本が敷き詰められていた。 表題は『賢者の知恵』。なんと著者は、バルタザール・グラシアン。 長年、愛読してき…

平均余命

自分のライフプランを考えるセミナが開催されたので聞いてきた。 平均寿命とは、今生まれたばかりの新生児が、平均して何年生きるかを表したもの。 平均余命は、例えば今60歳の人が後平均何年生きるかを表したもの。 では、平均寿命から60歳を引いた残りが、…

与えられたもの、そしていただくもの

目いっぱい、自分の領分を確保し自分の余裕を取ってから、 仕事をする男がいる。自分の領土を脅かされそうな場面では必死だ。 たとえば自分の仕事が増えてしまうかも知れない分担決めの綱引きの場面で。 期限付きの仕事ならば、仕事をするのを期限いっぱいま…

自惚れについて

以前、スキーにおける自惚れについて書かれていましたよねと、 Hさんに聞かれて答えた文章をここに載せてしまう。 例によってスキー話になってしまうのだが。 スキーレッスンを受けている時、先生に言われたのですよ。 人の滑りを見て、あの人は下手だなと感…

台という道具

先日、スキー板のチューンナップ用品を揃えてしまったことを書いたが、 同時にスキー板の固定台を自作した。 たいていは、週末の空き時間を利用してこのような製作作業にかかるので、 この固定台の場合は、夕刻から始まって夜10時くらいまでかかった。 むろ…

うかつだった

世の中には、自分の優越感だけが表出し、それを巡って人生観が構築されている人物が、 現実に居るのだと痛感した。そんなステロタイプの人物は、ドストエフスキーの小説にしか 居ないのではないかと考えていたのは、うかつなことだった。 その人物が客観的に…

はり付いてくる言葉

なにげない言葉なのだが、妙に身体にはり付いてくるような一節が 頭の中をグルグル回っていることがある。 これはたぶん、考えようとしなくとも、心の奥底で自分が呟いている 言葉なんだと思う。言葉は「外から」やって来たわけではないから、 振り払うわけ…

帰省

昨日は、会社を早退して実家(横須賀)の親の顔を見に行った。 母親の物忘れがひどくなり、病院に通っていると聞き、 また家内の強い勧めで様子を見に行ったという経緯だった。 以前より母が同じことを繰り返し話すなぁ、といぶかしんでいた。 思いの他元気…

道具〜その2〜

道具を買うなら一番高いものを買えと、その道の人は言う。 しかしその意味が心底わかるまでは、なかなか買えるものではない。 なぜなら2,000円で買えてしまうのに、敢えて8,000円の値段のついたものを 誰が買うだろうか。 こうして、いちばん売れ筋の道具は2…

道具に凝って

ちょろちょろと買っていたスキー板のチューンナップ道具だが、 その道具の目的などを理解できるようになってくると、 素人向けの「ちょっとそれらしい」道具では飽き足らなくなってくる。 板にはエッジというハサミの刃のような部分があって、 このエッジの…

文房具

今の職場では「常識」となっていることなのだが、シャープペンシル、消しゴム、 サインペン、ファイルに至るまで、文房具は会社負担で購入することができる。 入社したときには、新品の文房具セットというものを与えられて、 いよいよ働くのだなという感慨に…

技術者という因果な商売

スキーをしていても、つくづく自分は技術者根性を丸出しだなぁと思うことがある。 仲間のスキーヤーは、やれどこそこゲレンデの雪がいいらしいとか、昨晩新雪が降ったはずだとか いろいろなゲレンデに出かけては楽しんでいる。でも自分には、雪を求めてとい…

投射

心理学で投射という自己防衛のはたらきがあるといわれている。 自分の弱点を深いところでは自覚していながら、それを自分のものとして 認めたくないために、その弱点を他人に投射しその人を非難するものだ。 先日、スキーのフォームに関して、仲間の間で討論…