たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

物覚えが悪いっていうのは

先週末、「老化」をテーマにした講演会をTVで見た。放送大学だったのだろうか、番組の途中からだったが、信州大学医学部長の大橋俊夫教授のわかりやすい語り口と、多岐にわたる内容にすっかり惹き込まれてしまった。 脳細胞というのは、生まれてから20歳まで…

ダ・ヴィンチ

会社帰りに吉祥寺の書店に立ち寄ることができた。目的は、ダ・ヴィンチの画集や資料を探すこと。手元に寄るべき資料もないことに気づいたから。先日来、モナ・リザの絵画をもっとしっかり見なければと思った。 ユザワヤの地下にあるK書店のコーナーを訪れる…

訂正?

2000年3月刊行の『ダ・ヴィンチになる!』という表題の本(How to think like Leonardo da Vinci)をかなり以前に買っていた。おそるおそる紐解くと、モナ・リザのモノクロの図版が掲載されていて、これは横幅がとても広くてゆったりとしている。前回のエン…

なぜか向き合う勇気がなく

ダ・ヴィンチ・コードという映画を先日DVDでみた。 その動機も全く不純だった。 本屋に出かけたついでに、フラッとレンタルコーナーに入ったのだが、普段から、ほとんど借りない。会員カードも3年も前で切れていた。結局また会費を払って再入会したような始…

もひとつおまけに花の話題を

ハウスで開花しているサボテンの花のご紹介。このサボテンは兜丸という品種で、世界中で一二を争うくらい人気の高い品種だ。なにしろこの形状で植物だというのだから、小学生の頃、初めて見たときのショックは忘れられない。当時とても高価で、子供に買える…

高遠しんわの丘ローズガーデン

天気に恵まれた日曜日、高遠のバラ園を見てきた。高遠といえばエドコヒガンサクラで有名になったけれど、その高遠城址のすぐ隣の山の斜面を利用して開園した。約8000平方メートルに124品種、約2800本のバラだそうで、まだ半分くらいしか開花して…

ほんとの雑記

1. モノつくり 若い知人のHPにちょっと興味深いエントリ記事が載っていた。 結局、筆者は何か技術なり技を習得する、極める、またそれに打ち込むということが好きなようで、単なるものづくりなどは何にも面白くない。Event LOG) ここまで徹底して自覚して…

大切な教訓なのかも

前回のエントリ記事で書いたダメモトの話は、最近感じた反省のうちで最大のものかもしれないと思った。未来のことは誰も確信をもってこうなると語ることは出来ない。さもそのように語る人もいるが、そう見えるだけだろう。何が起こるか誰にも予想はつかない…

いちおう投稿した

全く詩が思い浮かばない状態が、1年以上続いている。昨年も、生涯で2回目の応募投稿してみたけれど、作品を自分で振り返って、これはうまくないな、ちょっと違うなと感じた。最終選考までは残ったみたいだけれど、評はいただけなかった。そのほうがよかった…

人生の時間の長さってなんだろう?

「サイズの生物学」という切り口で、サイズの異なる動物における寿命や心周期、呼吸周期の違いを解析するというユニークな説を唱えられている本川達雄先生という方がいる。『ゾウの時間、ネズミの時間』という本がベストセラーになったことがあるので、ご存…

手帳にも作法が

どうも物覚えが悪いなと思う。とくにアイデアとか、ふと思い浮かんだ印象などは、あっという間にどこかへ消えてしまう。思い浮かんだときの大まかな感情だけが残り香のように残っていて、そのものを思い出せなくてしばらくフリーズしていることが多い。 そん…

問いかけるもの

豊麗丸というサボテンの花の美しさには、毎年驚かされる。鮮明な色彩の花が多いサボテンの中では、その上品さで最右翼ではないだろうか。そんな上品さに惹かれて、開花のたびに別の色合いの花の豊麗丸がちょっと欲しくなったりする。写真は、薄いピンク色の…