たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

師走になった

すっかり寒い季節になった。
この頃考えていることは、ズバリ「善と悪」。とくに悪の方なのだけれど。
この世に生きている人で、果たして「悪の権化」のような人物が本当にいるか。
あるいは過去にいたのだろうか。


結論から言えば、この世には、
1.善人と称せられる悪いことをしない人々 
および
2.悪いことをしたくはなかったが、結果論としてそれをしてしまった人々
の2種しかいないと考えている。


つまり根っからの悪人という人びとはいない。
悪いことをしたくてしたくてたまらないと言う人間をイメージすることができない。
犯罪に手を染める人びとも、社会を怨んでとか、仕返しや反撃のつもりでその行いに転ずるのではないかと思えてならない。


犯罪や悪い行いには、必ず動機というものがその陰に存在して、それを突き止めるのが捜査の基本らしい。つまり理由なく悪いことをする人間はいないということを物語っている。


なぜそんなことを考えているのか。
というのは自分に不都合な人間を、悪と断じ排除し割り切りたい最近の傾向を強く感じるからだ。つまりレッテル貼りをしてこと足れりとする傾向に、危惧を感じるからだ。


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