たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

企業の現場の中で

「答えは、果たしてこの中にあるのですか?これだけ言葉を費やし時間を浪費して、われわれの中に答えを持っている人がいるのですか?」

「答えを持たずに頭数だけ集めてみたところで、いくら議論を重ねても、無駄でしょ?」

「形ばかり取り繕って、それらしく振舞っていても、所詮は中身なんかないのではないですか?」

「ハッタリばかりの積み重ねで、なにも解決しない。そんなことですむ問題ではない!」

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囲碁でも将棋でもいいのだけれど、アマチュアではトップクラスの強い人がかかっても、プロの初段には到底かなわないと聞いた。1級クラスの人間が10人束になっても、初段1人には勝てない。
ビジネスの実戦の中で勝つことが命題とされている状況下で、1級クラスの人間をいくら集めて重宝したところで、初段の相手が出てきたらたちどころに負けるだろう。
ここに言い訳はいっさい通用しない。言い訳をしようと考えていること自体、勝てる組織ではないということを自ら語っているようなもの。劣勢を覚った時から、初段の人を引っぱってくるか、自ら育てる。それが普通の結論であろう。



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