『やった人にだけノウハウがつき、スキルがつく』
表題の言葉は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ社長の増田宗昭氏の言葉。どこの会社と思うかもしれないがレンタルビデオ&本の「TSUTAYA」だ。
この言葉、好きだな。
やってもいない人には、結局スキルもノウハウもつかない。ただ出発点にジッと座っているようなもの。何も進歩はない。実際走ってみてナンボ。どれだけ大変か、それを潜り抜けるワザを発見したり、爽快感を味わったり。やれば必ず進歩があり発見がある。
だから実際、船を漕ぎ出す人には敬意を表する。失敗しそうでも試みる人は、やはり言い訳の世界から一歩足を踏み出している。素手で立ち向かっていく清々しさがある。
いっぽう四の五の言ってやらない人の発する言葉には耳を貸さないね。馬耳東風。なぜ自分はやらないのか、あるいはなぜやれないのか、そんな言い訳に耳を傾けたところで何の役に立つのだろう?
絵を描くのだったらまず筆を持ち、絵の具をのせてバッと描く。そこから始まるのだと思う。筆を持つ前にうまく描けるかどうかとあれこれ議論しても始まらない。