たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

ふたたび鉛筆で

なぜ色のない鉛筆で絵を描くのだろう。
色のない世界のなにに惹かれてスケッチするのだろう。
色彩を除くことでよりいっそうものごとの姿が
浮き上がってくるというのだろうか。
捨てれば捨てるほど
内面から輝いてくるひかりが
見えてくると信じているのだろうか。


ふたたび本から受けた印象を描く。
純白なチューリップ。
白さが美しい。