たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

スケッチ

ふたたび鉛筆で

なぜ色のない鉛筆で絵を描くのだろう。 色のない世界のなにに惹かれてスケッチするのだろう。 色彩を除くことでよりいっそうものごとの姿が 浮き上がってくるというのだろうか。 捨てれば捨てるほど 内面から輝いてくるひかりが 見えてくると信じているのだ…

鉛筆でえがく

21×24cm 鉛筆4B浦沢美奈さんの『お花屋さんの花ノート』というお気に入りの本から、花束の写真を題材にしてちょっとアレンジした。こんどは思う存分、鉛筆でグシャグシャとえがく。やはり鉛筆のタッチのやさしさは、他では得られないね。

ついでに花の落書きを

先日、ペンで落書きしたバラの花と何となくの背景。 ペンを使うと線がシャープになり鮮明であるのはいいのだけれど、 どことなく単調な味わいになってしまう。 この点、鉛筆にはあいまいな複雑な味わいがあるね。 つぎは鉛筆で落書きしよう。

鉛筆で描く

駒ヶ根で絵を描きはじめた頃、手ほどきをしてくれた友人の描き方にならって下書きをペンで描いていた。多少インクのかすれ気味の状態が、タッチが面白いのだけれど、基本的にはペンは濃淡を出しにくい。それに絵が線画という趣になり、線が主体で色彩は副に…