mixi病

最近「mixi病」とか「mixi疲れ」に関する話題が出ているらしい。
会員数をますます増やして、運営会社が東証マザーズに株式上場まで果たしているので、
こんな現象も目立ってくるのだろうと思う。
ボクも1年以上前にmixiを脱会した。理由は、mixi疲れの方かな。

「着かず離れず」がいい人間関係を保つ秘訣だという昔からの考え方がある。
基本的にボクはこれに賛成の方だ。
mixiはマイミクと常に顔を向き合わせている雰囲気があって、
また、あしあとで誰が読んだのかが追えるようになっている。
仲間が、輪になってお互いのほうを向き、
何か発言したり書いたりしたことを皆で見ているような
そんな構図を感じていた。
「離れず」の面が強いのだ。

仲間がいれば楽しい。これはわかる。
仲間がいないとさびしい。これもわかる。
でもいつも仲間と向き合って見詰め合っている時間だけで、
時を過ごせるか。
この辺になるとボクは自信がない。
たまには雲隠れしていたり、一人の空間を楽しんでいたいと思う。
あるいは自分の内部に沈潜してものごとを考えてみたいと思うこともある。
おしゃべりは楽しいが、おしゃべりだけで過ごせるかという点で
自分には無理だと結論つけた。

「現在、雲隠れ中」とかの機能があって、
「着かず」の状態が実現できると面白いと思う。