たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

その日に向けて

明け方夢を見る。有名教授が講義をしていて、教室に入りきらない学生が溢れている。開け放たれた教室のドア越しに自分はその講義を聞いている。なんだかひとり学生がひどく叱られている。近くの木の幹に登り、様子をよく知ろうとして自分は木にしがみついている。そうするうちにセミのような姿勢のまま自分は寝てしまったらしい。気がつくと講義は終了して、教室にはもう誰もいない。そろそろと木から降りると友人が一人そこにいた。あの叱られた学生はどうなったのかと尋ねる。全くひどい叱り方でさ・・・どうしてあんな風なんだろう。
それにしても、木にしがみついていたのに、どうして腕が疲れていないのだろう。おかしいな、寝てしまったはずなんだが、と心の中で反芻している。と訝しがっているうちに目が覚めた。また夢の中で寝てしまった夢。


夢判断で、夢の中の夢は、現実世界でかなり疲れているということらしい。それは仕方ないな。このところ比較的大きな担当JOBが重なってきているし、私的にはいろいろと準備もあるしね。


それにしても、年があけてみると「その日」がもう目前に迫っていることが実感させられる。気持ちの中で新年を越してから「その日」が来ると思っているからだろう。
労働日だけで概算すると45日!週の数では9週!東京と駒ヶ根を9往復すると「その日」だ。10年以上の単身生活だったから、週の数からすれば全部で500週あまり。500週のうち、あと残り9週ということは、98%は終了してあと2%ほどということだ。


この98%の中にはある志を抱いてチャレンジし、それが結果的に思わぬところから中止させられ、結果的に頓挫し現在に至っている。だから500週あまりの志とチャレンジは潰えてしまったのだ。ま、今となってはそんなことはどうでもいいか。


その日を迎えても、花束みたいなものをもらって、お疲れ様でしたというような引退の日にはならないだろうな。次のチャレンジに向けて、これまで以上に気ぜわしく自分ひとりで立ち回らなくっちゃいけない。優雅で、暇で、そして寂しいサラリーマン卒業の気分とは無縁だな。


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