とりとめなく

• 自分の責任ではないことには、自然に振舞っていたらいい。たとえ自分に由来する事柄であっても、それを恥じる必要はない。自分のクセや性格などに、責任を問えないはずで、それを恥じたり隠したりすることはない。完全無欠の基準を自分に押し当てて窮屈に生きるなんて愚かなことだ。神のような基準で己を照らし合わせて、欠けているものばかりを見つめて、負の値ばかりを生きていて何になるだろう。

• 冠に対する態度は難しい。冠を被った人間にはどのように振舞う？もしそれを猿が被っていたとしても、人々はひざまずき逆らうことなどしない。

• 自分が生かされていないと感じるなら、その場を静かに立ち去ればいい。立ち去ることが不可能ならば、その場から心を立ち去らせればいい。自分が生かされないなら、生かされない場へ迎合し自分をそれに合わせるなど余計なこと、有害なことだ。むしろそのことに気づいた自分、自分を失っていない自分を褒めてやったらいい。己を失っていることすら気づくのは難しいものだ。

• 行動に結びつかない考えをいくら巡らせていても無駄だ。脳細胞の活動の空転を引き起こしているだけ。