たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

花を描く〜ブーゲンビリア〜

ブーゲンビリア。花のように見えている部分は「抱葉」といって、本来の花ではなく、花を取り巻く葉のようだ。名前もちょっとしゃれているが、もともとは発見者のブーガンヴィルというフランス人の名前に由来するとのこと。落ち着いた抱葉の形と人目を惹く色彩で魅力的な花だ。


先日手に入れた『花色カラーセラピー』という不思議な花の写真集を眺めていて、水彩に描いてみようと思った。この本はブーケとか花を生ける際の色彩アレンジの参考書のようだ。作例の花束写真が掲載され、とてもいい花の写真集になっている。これだけでも鑑賞に値する。月刊『フローリスト』で、「ヨシタミチコのパーソナルカラー花色レッスン」という連載を書かれているヨシタミチコさんが著された本。


(ご参考)興味ある方はこちらのAmazonサイトで本紹介が見れます。→ ブーケ&アレンジで癒される花色カラーセラピー―カラーチップと作例で、“意味のある”色合わせが身に付く!


水彩画を描くの元となった写真は、ブーゲンビリアペペロミアの花束アレンジ(p.51)。ピンクの色彩アレンジの例で、初々しさを表わすとある。例によってあまりもとの画像には忠実ではない。イメージ画に近いものになってしまった。


透明水彩 Langton F6号 28cm×37cm


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