たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

そうだったのか

昨晩、価格.comというサイトのデジカメのジャンルを眺めていたら、N社のCoolXXX3100のバッテリの持ちが極端に短いという報告がいくつか出ていた。
このBLOGの「中古デジカメを購入した」という内容のエントリ記事の中で、N社のこの機種のバッテリの持ちはあまりにも短いという問題点に触れた。実は他のユーザもこの課題に直面していたらしいとわかった。


その理由としては、この機種は高電圧を使用することが関係しており、相性のよいバッテリがあるとのこと。バッテリには、瞬発力がよいが自己放電の大きいニッケル水素電池のようなタイプと、瞬発力はさほどないがジワジワと持続するリチウムイオン電池などのタイプなど、放電特性がまったく異なる種類があり、CoolXXX3100はどうやら後者が向いているらしい。その対処法についても情報が掲載されていた。


高電圧の利用というと撮像素子の高速性を確保するためだろうか、ちょっと定かではない。その背景は開発者しか知りえないことだろうが、少なくとも偶発的な不適合事象ではなく、設計上の問題(あるいは特性)らしいことは納得した。


おまけにこの機種は、バッテリの収納蓋のロック部分が弱くて、よく破損するらしい。仕方ないのでゴムバンドで縛って使っている人もいるようだ。自分が見聞きした例では、R社のデジカメで電池フタがやはり壊れて留まらなくなり、ゴムバンドを使っていたね。さいわい自分のCOOLXXXはまだもっている。


ともかく発売が2003年3月8日で、5年半も昔の機種に関することを、グダグダと書いている自分がとっても可笑しい。新機種発売の激戦区であるこのデジカメ市場、5年といったら大昔だ。


デジカメとしては初めて購入しその画質の独特な味わいに感激したため、ちょっと入れ込み様がちがうのだろうと言い訳を考える。ともかくバッテリは替えてみよう・・・(おいおいまだ使うつもりかい)。