たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

気がつけばこの何年かは・・・

研究開発の現場から次第に遠ざかるのは、リタイヤが近いのだから仕方ない。しかしそれに反比例して、コンピュータソフトの世界に傾斜している自分を見出すね。どこか技術的な香りを知らず知らずに求めてしまうのかもしれない。また仕事上もデータ管理のようなジョブが多いからそうなってしまうのだろう。


ホームページを作ることに手を染め始めたのは2004年で、それまでパソコンをいじったことはほとんどなかった。HTMLから始まってCSSに進み、WEBページの記述ソフト(Dreamweaver他)なんかを日常使うようになった。一方画像処理の必要性からPhotoshopと格闘している。これは正直手ごわい。


最近は業務上の必要性から、Excel VBAの世界にも触れてグループの仕事管理で使うソフトを作成した。JavaScriptにも興味があるし、サーバー側で動かすCGIもいじってみたいと思っている。ネットワークの仕組みも知りたくて先日、日経ネットワークの年間購読を申し込んでしまった。


いろいろなソフトのプログラム言語を知ると、結構、共通な部分を見つけて、基本的な考え方の源流があるんだと気がついたりする。たぶんコンピュータ技術の発展につれてこれらが派生してきたものなのだろうな。発展の歴史を学べばその関連が分かるだろう、なんて考えている。


以前にも書いたことだが、コンピュータの世界は取り決めだけの話なので、そんなルールの話が面白いとは思えなかった。でも人間の知のあり方を、結構反映しているんだね。だからソフトを勉強していてある時期になると、何故こんな取り決めを考え出したかが分かることがある。奥にある「動機」みたいなものに触れたとき、一気にそのソフトが身近になり「分かって」しまう。あとはその動機に沿ってあれこれを考え出したのだなと、その仕組みが見えてくる。「なんだ、こういうことをしたかったのか!」と把握する瞬間がひとつの突破口なんだね。



にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ