たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

雪のシーズン入り

買い物に付き合って、家に戻ったところ、ハウスの屋根のビニールが、
風で破れてピラピラしているのを発見。まずい!


道理でハウスの温度が上がらず、昼間もストーブが作動していたわけだ。
温度で自動的にストーブのスイッチが入ってしまう。
ビニールは寿命が来てしまった。押すとパリパリともろく崩れてしまう。
これから駒ヶ根は降雪予報が出ているというのに、
屋根なしでは、わが愛するサボテン君たちが大ピンチ。


午後は、はしごに登りビニール補修作業に終始した。
そのうち降り出した。みるみる雪が降り積もって、ハウスの屋根も、
周囲のたんぼも、雪化粧が始まった。
しかしなんとか補修が間に合いセーフ!


寒冷地でなぜサボテンなんか育てるのだろうと思われるかもしれない。
じつは昼と夜の温度差が大きいほど、野性的な面構えになる。
そして太くて赤いトゲが出る。信州はトゲモノサボテンのメッカなのだ。
おそらく原産地の気候に近いためだろう。


都会の夏の夜は温度が下がらないため、
ハウスにクーラーを入れる都会のマニアもいると聞く。
サボテンもクーラーで涼んでいるわけだ。


この昼夜の温度差は、果物などもいい影響を及ぼす。
スイカやモモや梨の果肉がとても甘くなる。
果物も、信州の特産物だ。