月曜日の朝に

冬の訪れとともに、朝出勤する際の息が白くなってきた。
約4キロ弱の道のりを自転車で通勤しているため、
外気温の冷え込みを肌で感じる。

昨日の朝、信号待ちをしていたら30代くらいの男性だろうか、
ぶつぶつひとりごとのような、掛け声のような声を発しながら、
必死の様相で自転車をこいでいく。
朝から変な人だな・・・

やがて男性に追いつき追い越したときに事情がわかった。
ハンドルのところに、小さなイスがついていて、
ちょこんと男の子が座っている。
きっと通勤がてらに保育園に息子さんを送るところだったのだ。

いわば、パパチャリ。
息子さんと会話をしながら通勤。
いいな！
人生の幸せというものを絵に表したら、
きっとこういう姿だろうなと思った。