何とか連休に突入

このところ立て込んでいた仕事を必死でこなして、何とか連休に突入した。
うかうかしていると、休日も仕事をするような最悪の状態になる。
これは回避したい。

モーレツ仕事人間という言葉も古くなった。
自分は団塊世代のピークとは少しずれているけれど、
団塊世代は、大勢の周囲の仲間と一緒にやみくもに突き進むという
スタイルがあるように思う。

自分はそういう流れとは一線を画して、冷静な判断を保持したいと
願ってきた。しかし知らず知らずのうちに受け入れているところもある。
定年までの時間カウントが、思っていた以上に明瞭に聞こえる。
会社の中で、無意識にこれは自分のものだと思いみなしているものが
如何に多かったことか。

それは自分のものというよりも、自分が委託されたに過ぎないもの
なのだけれど、やはり自分を構成する一部分になっている。
これはまずい。

余計な執着や悲嘆を生み出すだけのことだ。
何も持たずに生まれてきて、何十年と世の中で揉まれるうちに、
しがみついてきたものや、自分のものにしたと思っているものが、
確固とした自分自身の中の存在に変化する。
しかし永遠に不変なものなどありはしないのだ。