2005-07-28 焦点を絞る 絵でも、焦点を絞ることは大切だなと思う。 あれもこれも、目に入ったものを全部描いては、 結局、雑多なものを提供しているだけになる。 もっと単純化し、もっとつよく、明確にすべきなんだと思う。 このことは、裏返せば、枝葉の部分を捨てることだ。 枝葉が何であるか、それは邪魔なんだと捨てることが 出来なくてはいけないと思う。 千住博さんの本の始めに出てくる言葉は、 「何を描かないか」だと記憶する。 何を描きたいかがわかれば、何を描かないか、 何を描かなくてよいかがわかる。