木炭デッサン〜つづき〜
今日は絵画教室に出かけました。4月より取り組んでいる「円盤投げ半身像」の木炭デッサン3回目です。この前の5/19スケッチ会の絵画講評の時間や、お話をしていたり、お茶をしていたりで、実際手を動かしている時間がやや短かかった教室でした。とはいってもお話は絵画のことばかりなのですが。
ちなみに前回の進捗の画像を参考まで下に示します(以前の記事の再掲)。
先生のコメントとしては以下のようでした。
- 背景も絵の一部として描くこと。石膏像が置かれた空間を把握して、空間を走る光の流れとか陰の流れを表現すること。木炭紙の周辺に余白があるのはよくない。周辺を、雰囲気でぼかして描くのでなく、空間としてきちんと把握して描く。
- 石膏のハイライトに近い左側の背景は黒く見えて、石膏の陰が多い右側の背景は明るく感じる。おなじ背景だから同じに見えるはずだが、つぶさに見るほど背景にも濃淡が出てくる。それをおろそかにせず描く。それが立体の表現につながる。
- 大掴みで全体を描いたら、詳細な部分の光とか微妙な陰を描き込む。小さな筋肉がどのように見えているかなど、描き込むことで石膏像が丸い立体として空間のなかで浮かび上がってくる。
- 首とか頭の歪みを直しておくこと。常に描きながら正中線がどこへ落ちているか各部の位置関係が狂っていないかをチェックする。
今日は、あまり進まなかったなという印象でしたが、こうして上の2枚の画像を、ビフォー・アフターとしてみると、今日は何を描いたかがよくわかります。