たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

スケッチ会に出かける

今年の春のスケッチ旅行は、やや近場の「安曇野スケッチ会」となりました。推薦コースや道案内などを託されてしまい、その準備に追われたりしてバタバタしていました。5/19に参加メンバ7名で、安曇野に出かけてきました。お天気が崩れそうで崩れないという状態で、一日なんとか雨降りに会わずにすみました。


いくつか下見した結果、いくつか候補をピックアップして、つぎのどれかにしようということに。
(1)池田町美術館からの山岳の眺め
   有明岳と常念岳をバックにした安曇野遠景。山下大五郎さんのモチーフそのもの。
(2)ちひろ美術館からの田園風景
(3)スケッチロードからの安曇野らしい風景


実際はこのすべてを見て周り、腰をすえて絵を描いたのは(2)と(3)でした。(1)は曇りの天候のため山頂が見えませんでした。午前中の2時間くらい(2)に取り組み、午後の1時間半を(3)に取り組むという時間配分でした。


時間が来てしまえばそこで打ち切り、移動しなければなりません。というので、未完のままの途中の段階ですが、まあどんな風に描いているか参考になればと掲載してしまいます。

ラングトンF6水彩紙 透明水彩 2h 未完
モチーフは民家と林の作り出す、安曇野らしい近場の風景を、川を前景としてまとめるというもの。まだまとまっておりませんけれど。


ラングトン水彩紙 透明水彩 1.5h 未完
スケッチロードの西側に少し登った田園風景の緑の美しさを描こうと狙ったもの。親切な民家の方が、庭を駐車場代わりに使わせていただいてとても助かりました。


印象が薄れないうちに仕上げなければなりません。