たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

ときどきお掃除してますか?

いつの頃からか自覚しませんでしたが、やけにパソコンの動作が遅くなりました。とくに電源offからの起動時、それに一時休止状態からの起動時です。長いときは15分くらいCPUが占有されている感じです。


はじめはセキュリティソフトの更新が行われているのだろうと思っていました。タスクバーにセキュリティソフトのアイコンがあり、ここにポインタを合わせると、ふだんは「更新中」などとポップアップメッセージが出ます。


ところが最近の遅さはどうも尋常でなく、セキュリティソフトのポップアップメッセージは、「保護されています」というもので、更新中でない・・・どうも変。それに設定した更新時刻ではない時間帯に遅くなります。しかもHDDが一所懸命働いている音がしています。タスクバーにあるCPU使用率のグラフが100%に張りついたまま動かないのです。


なにやってんの?!とばかりにタスクマネージャーを起動して、動いているソフトや、CPU使用率の割合をチェックしてみました。タスクマネージャを起動しようとしても、そもそも100%CPUが何かの仕事をしているので、まったく応答しません。ジリジリして待ったわけです。やがて予想外のソフトが裏でセッセと仕事をしていることがわかりました。


それはrssリーダーソフトでした。ブックマークされたサイトの更新情報を収集していたのですね。自分のPCは、ブックマークが半端ではない分量に達していますから、一所懸命にたくさんあるブックマークの更新情報を集めていたようです。これを望んでインストールしたのでなく利用しているサイトの運営会社からのおすすめソフトだったわけです。そしてショートカットがスタートアップメニューに登録されていました。


さっそくショートカットアイコンを削除し、再起動して見ると今度は動作がサクサク動くようになりました。また気づかぬうちにスタートアップメニューにいろいろなショートカットアイコンが並んでいました。Thunderbird(メールソフト)とFirefox(ブラウザソフト)以外は、全部削除。


悪気はないのです。親切の余りなのです。
ユーザにはあらわに見えないソフトや、想定していない余計なものがPCにぶら下がっていることがあります。かつての仕事の現場でもこの種のソフトで、納入システムがフリーズするというやっかいな問題に直面したことがありました。


親切心のソフトなのに罪作りになってしまうことがあります。いま、けっこう厄介なのが、プリンタの電源投入時に、外部デバイスが接続されたと認識して「重い」画像ソフトが勝手に立ち上がり読み取り体制に入るもの。ちょっと鬱陶しいのです。設定を変えればいいのでしょうが、デフォルトでそうなっているみたいです。かといってPCがあまりに素のままで、サポート機能なしに徹していると、これもまたきっと文句を言うのですが・・・
ともあれ、ときどきPC診断とお掃除をやらなくてはいけませんね。


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