だいたい完成に近づいた
長女の結婚披露宴にかざる予定の花の水彩画がほぼ仕上がった。まだすこし細かいところに手を入れるかもしれないが大筋これでいいかなと思う。
途中プロセスの写真も撮影しているので、一緒に掲載してしまう。
- 下描きを終えて、着色を始めた段階。
背景の雰囲気やトーンをつかむために背景の濃さなどをところどころ試し描きしてみる。
- 霧吹きやスポイトなどを使って、画面に水をジャブジャブにかけにじみの調子を見る。
アルシュ紙は水に強いので気にせずこんな工程を入れることができる。
- 背景を描いていくと、次第にバラの花束の色彩や濃さなどが決まってくるので、色彩をつけていく。にじませたり、スパッタリングをして変化をつけくわえる。絵の汚しというのだろうか、きれいな色ばかりだと、かえってきれいさが浮き出てこない。どこか汚れた色や形が必要になってくる。が、やりすぎると品がなくなるし、不足すると絵がおとなしくなりインパクトがなくなる。そのどこか中間のあたりが、完成の地点だと思う。
少し眺めていると足りないところが出てくる。そのときはまた直せばいいと思う。
とりあえず完成としておこう。