たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

NASA Johnson Space Center(ジョンソン宇宙センター)

仕事で先週なかばから米国に出かけていた。場所はテキサス州ヒューストンの近く。クリスマス休暇が近くて、飛行機便がうまく取れず一日フリーとなった。それを幸いとばかり、車で10分ほどのJohnson Space Center(JSC)に見学がてら遊びに出かけた。いわゆるスペースシャトルなどの管制室の施設がある場所。いわゆる「こちらヒューストン」というヤツだ。また宇宙飛行士の訓練やスペースシャトル計画の運営自体もここで進められている。


宇宙・天文からロケットまで幅広く展示がされている博物館が入り口となっていて、ここでツアーを申し込むとNASAの内部の見学コースへ連れて行ってくれる。時間の関係で、サターン5型ロケットの実物と、宇宙飛行士の訓練施設の内部を見てきた。サターン5型ロケットに関しては、とてもマニアックで優れたサイトがある。



トロッコバスみたいな連結した乗り物に乗って、JSCの中をゆるゆると移動する。宇宙との通信施設があちこちに並び、こんなアンテナも。



やがてサターン5型ロケットが、横倒しに収納された建物が見えてくる。なんか
、とにかくデカイという印象。これで人を宇宙に送り込んできたわけだ。調べるとJSCに展示されているサターン5型ロケットは、アポロ19号を打ち上げた実物ということだ。



バスを降りてゾロゾロと建物の中へ。入り口で誘導している若い女性がバスツアーのコンダクター。お客さんには半そでの人が多いけれど、クリスマスに近いというのに気温は25℃をゆうに越えている。この地方は気温の寒暖が激しいとのこと。



中はこんな感じで、3段ロケットのそれぞれが横倒しに展示されている。アメリカの夢というものを感じた。こんなものを空高く打ち上げてしまうその情熱を。
高い天井から、それぞれアポロ計画の番号が書かれた長い旗が垂れ下がっていた。


これは(たしか)2段目のロケットの噴出孔の付近。1段目の噴出孔のひとつのノズルには人が立って入れるほど大きいが、2段目になるとやや小ぶりとなる。いずれも5本ノズル構造だね。



見学している間、JSCの職員たちは冗談を言い会っているのかこんな感じ。このつなぎ服にはNASAのワッペンなどが付いていてなかなかかっこいいのだよね。手前の女性が案内人、きりっとした女性で、「15分見学時間!」とか、「もうすぐ終了!」とか叫んでいた。


訓練センターの紹介はまた別の機会に。



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