たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

デジカメの3台目を買う

先の週末に、中古品だが程度のよいデジカメを購入した。これで3台めになる。しかし仕様にこだわって買ったのは今回が初めて。


初代のN社のCOOLXXXは、画質等はいいなと思ったが、バッテリの持ちがあまりにも短くて使い物にならなかった。サービスセンターに相談しても問題ありませんと返送されてきた。バッテリを替えフル充電しても10枚取れるかどうか。仕舞いには3枚がやっと。内部のどこかで消費電流が過大になっているに違いないが、メーカーが異常がなしと判定しているので手が出せない。
いつバッテリがなくなるかハラハラしながら使っているうち、その気遣いに疲れて嫌になった。この会社のものは今後買わないつもり。今は部屋の飾りになり吊るされている。


2台目はSA社のZacxx。この携帯並みのサイズでありながら使いやすさ、操作のしやすさは秀逸。長く愛用し今も現役。いまは製造中止になっているようだ。このサイズにしては400万画素、F値も2.8〜3.8と確保されているのでWEB用ならばソコソコの画像が撮れる。どちらかというとどこまでも鮮明に写してしまう記録用の画質という印象だ。
唯一の欠点は、たまにバッテリの接触が途絶えるらしく、システムエラーになる。バッテリの抜き差しで復帰するが、それまでの設定値などはリセットされてしまう。


今回購入したのは、C社のPowerxxxx。レンズがF2.0と明るかった2003年発売の500万画素モデル。液晶画面の角度を変えられるバリアングルタイプなので、機動力を発揮する。
現在このシリーズは、画像分解能競争に巻き込まれて1200万画素レベルになり、よりコンパクト化するためレンズは小型化し暗くなり、バリアングル液晶も止めになって、なんだか本来持っていた良さを捨ててきている印象がする。1200画素の写真を撮影して、いったいわれわれアマチュアが何に使うのだろうと思う。
2台目のZacxxに比べれたば、いわば本格的なカメラでそれなりに大きく重い。もうすこしスペックをあげれば、デジタル一眼レフ並の「ごついもの」になりそう。
画質はこれから徐々に調べようと思う。