たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

イルミネーション

ようやくわが家のイルミネーションの飾り付けが終った。
3年くらい前、庭の木にささやかに飾りつけをしてみたのが始まり。
それ以来、クリスマスシーズンが近づくと欠かさず行う行事となった。


たしかこのイルミネーション、3年前はホームセンターの片隅に
ポンと置かれていた商品だったような記憶がある。
それがどうだろう、今年はちょっとしたブームになったようで、
店頭のいちばん目立つところにイルミネーションコーナー
(やぐら)ができて、さまざまな光り物が展示してある。
次々と商品が売れているようだ。


今年の傾向として、LEDタイプが出てきた。
色はホワイトとブルーで、熱を持たず鮮明な明るさだ。
また形態として線状に連なったライト以外に、立体モノが出てきた。
サンタクロースやトナカイの形をかたどったものだ。


わが家のこの行事は、妻が計画立案し、自分が飾り付け業者という役割なのだ。
年々、ライトの数は増殖しており、今年は話題のLEDタイプに手を出した。
例年、飾りつけされる南側の武蔵野ケヤキに加えて、
今年は、北側の木も光ることとなった。


想像するに今年のブームの火付け役は、女性ではないだろうか。
鉢花を出窓に置いたり、玄関に花を生けたりする延長線上に
あるのじゃないか。最近のリフォームブームだって、
たぶん女性が動いている。


イルミネーションを見るたび思うのは、
豊かな日本とゆとりある女性たちの存在である。