たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

駒ケ根市中沢『花桃の里』

満開だよと教えてもらい、昨日(4/20)駒ケ根市中沢の『花桃の里』を家内と訪れた。お食事処「すみよしや」を経営する宮下秀春さんという方が、定年まぎわから個人の敷地に植え続けた花桃の木々だ。19年がたち、今や総本数800本とのこと。いっせいに満開を迎えて、山の斜面が白や赤や桃色に染まっていた。あくまで地域の活性化を願ってはじめたことだそうで、入場料はとらない。まだまだ小さな苗を植林している様子で、これからもっと華やかになることだろう。

入口から見たほぼ全景。


一段坂を上ると、花桃のトンネルに到着する。


代表的な桃色の花びら。近くで見ると美しい色の花。


白色の花。桃は梅に似て枝に直接咲く。だから枝に沿って花が並ぶ。一方、桜の場合は幹から軸が伸びその先に花が複数付く(さくらんぼの実についている軸がその名残だ)。


一本の木に白色と赤色の花が混在して咲く変わった種類がある。ひとつの花の中に、白い花弁と赤い花弁が混じる場合もある。ともかくその変化は面白い。