たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

石膏デッサンにやっとOKが出る

昨年末から取り組み始めた、アリアスの石膏デッサン。今日の絵画教室でようやく先生のOKが出ました。ちょっと長かったなぁ・・・

いくつか注意点を指摘されています。
(1)紙のサイズに対してやや小さめに描いた印象。はみ出るくらいにダイナミックに描いても可。
(2)さまざまな方向を向いた面の集合体として石膏をとらえること。線で描いたり雰囲気で描くのではなく、構造体の面をつねに意識してそれを表現すること。
(3)同じことだが、顔の表情を描こうと捉われないこと。あくまで面で描くこと。
(4)首と胸、髪と頬などの前後の位置関係が表現されるように。
(5)ある程度描きこんだら、描いた対象が石膏であることを表現すること。
(6)背景を描く場合と、描かない場合がある。今回は描かない方針で進めたが、まわりの空間の中の石膏像という把握の仕方もある。

なお石膏デッサンは一枚描いたら終了ではなく、10枚くらいは描く必要があるとのこと。美大系に進学すると100枚レベルの量を描くことになるということでした。なお今回のデッサン、100点とはいかず70点位かな、との講評でした。