まだ少し明るさの残る空に、山の端がくっきりと浮かび上がる景色が好きだ。今日は昼間から激しい雨が降り続いたが、夕方から小止みになり、日が暮れる頃には雨が上がった。かすかに雲の切れ目から黒い山のシルエットが見えていた。
家の裏側から山をのぞいて見る。田んぼに溜まった水に、わずかに暮れる空が写っている。うまくカメラに収まるだろうか。
自宅から300mほどのところにある工場の明かりが浮かんでいる。もうすぐ夜の闇があたり一面を覆いつくしてしまう。幾度となく繰り返す光のドラマ。惹かれ続ける自分がいる。
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