たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

連絡が取れた様子

福島県須賀川市玉川村に住む義兄一家の消息がまったくわからなかったのですが、今日、義兄より親戚に連絡が入ったそうで、家族全員無事にしているとわかりました。毎日電話をこころみたり、災害用伝言ダイアルにつないでみたがまったく情報が出てこなかったのです。まずは親戚一同無事が確認できました。

災害用伝言ダイアルは、こちらからメッセージを残そうとしても、録音は被災地からのみ可能だと断られます。安否を調べる側からは、メッセージがあるかどうかを確認するだけのようです。被災された場合は、通信手段が無いことが想定され、この伝言ダイアルを利用する可能性はきわめて低いです。メッセージが残ることは期待できません。被災地にいながら無事であった場合のみメッセージを残せます。それも、緊急の伝言センターに準備されている電話機を使って。

ニュースで報道されたものとして、被災者が避難した病院や学校の屋上で、紙にメッセージを大書きしたり、床にSOSとか書いている映像が流れました。緊急時の通信手段の確保は、重要な課題です。空からパラシュート降下させた非常用衛星通信電話のようなものを、ばらまけなかったのだろうかと思いました。ハヤブサのような自立する脚をもち、着陸した後は被災地で目立つ旗や光線や音などを発して存在を知らせる、そんな緊急通信ロボットのイメージです。

いずれにしても今回の災害で、ふだん思いつかないいろいろな機器が必要となることを痛感しました。


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