たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

やはりメモリーの問題だった

このところにPCの動作の重さと遅さにしびれを切らせた。当初はセキュリティーソフトが、夜12時頃など自動でアップデートを開始するためじゃないかと調べてみると、そんな形跡はない。それにネットワークが混んでいるわけではない。でもハードディスクは激しく動いている現状がある。タクスマネージャでPC状況を見ながら、アプリケーションをつぎつぎと停止させても変化が見られない。なんだか忙しくハードディスクが何かをやっているのだが、いったい何をやっているわけ?


PCの無駄な部分をいろいろと削減して(事業仕分けして)みたが、あまり効果はなかった。裏で動いているご親切な機能をひととおり止めてみても変化しない。メモリーが足りないのかなと、メモリーの状態をみると512MBでめいっぱいに動いている。メモリクリーナーというユーティリティソフトでメモリーの使用状態をグラフ化してみたら、ときどきメモリーを使い切って、ハードディスク側にスワップしているようなのだ。


画像ソフトをいつも使っているので、かなりメモリーを消費していて、ちょっとした負荷の増加でハードディスクを頻繁に使いながら、少ないメモリーのリソースを一所懸命やりくりしているようなのだ。ものの本には、最低でも1GBなんだそうだ。このPCは安売りの日に行列して安く買ったもので、もっともベーシックなスペックになっている。当然メモリーは512MBなのだ。そしていちど仮想メモリの方までかなり使い出す状況だと、とたんに動作が重く、時にはフリーズしたみたいになる。


4年前に購入したPCだが、メモリ増設の仕様や在庫状況を調べるとかろうじて、少数ながら買えそうだとわかった。まごまごしていると、メモリー自体が入手できなくなる可能性もあり、PCの買い替えになってしまう。それはまだ時期尚早。


そこでネットで注文を出し先日入手できた。Photoshopなどの重いソフトを始終使うので、思い切って512MBから2GBと4倍に増やすことにした。装着して動作をチェックすると、メモリクリーナーのグラフが動いていないのではと思うくらいメモリー使用割合が減り、安定化した。むろんハードディスクの激しい動きも止まった。PCが俊敏にサクサク動き、本来こんな速いものだったのかとその効果に驚く。こんなに劇的変化をおこすものだったわけね。



シンワ・ローズガーデン(7月)