たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

普段の生活にもどりつつ

先の日曜日、長女の結婚式が無事終了しました。どんな心構えでいようと時は止まらずにやってきて、過ぎ去るものです。披露宴の最後、エンドロールで紹介された娘の生い立ちの写真の数々、そして娘の朗読した手紙の言葉に触れ、あらためて娘と自分との関係をすこし客観的な視点で眺めることとなりました。そんなふうに思ってくれていたのかと新たなことも気づかせてくれました。鳥が飛び立つとき、それまで鳥の体があった空間がフッと空気に戻ります。鳥はいなくなるのですが、さっきまで居た鳥の気配というか香りというか、そんな微かなものの存在を感じています。これが今の正直な気持ちです。


昨日は、結婚式の写真の整理をしたものの、あまり活動的になることはなく(活動的になれなくて)一日が終わりました。今日は、かねてよりの宿題であった屋外物置の中の整理整頓に費やしました。これまでただ細々とした物を放り込んでいたような使い方で、どうにも収拾がつかなかったのですが、今回、整理棚を2×4材で製作したので、かなり整然としました。これからひとつひとつ身の回りの整理をしていく必要があります。こんなことを考えるようになったのも年齢のせいでしょうか。




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