送別会
今日3/11、職場の方々およびOBの方々に送別会を開いていただいた。明日には退社日を迎えるので、最後の夜といってもいい状況だった。自分の今後の計画のことを紹介し質疑も行われ、たくさんの過分な餞別もいただいて散会となった。自分が主役になる会というのはどうも居心地のよくない思いをするものだが今日は楽しい会だった。
じつは、出席して本当によかったなと思ったのは、自分の入社当時にはるか雲上人の上司だったMさんが参加してくれて最後に握手し言葉を交わすことができたことだ。今年75歳になられると伺ったが、入社当時から抱いていたMさんへの長年の思いが図らずも、口をついて出てしまった。
「ずっと、ずっと尊敬しておりました。Mさんはもっと会社の中枢になる方だと思っていました。ずっとそういう思いを抱いておりました・・・」
アルコールの勢いを借り、何十年越しにやっと伝えた言葉だった。その手は柔らかくあたたかだった。
