たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

地球温暖化

CO2の濃度上昇により地球が温暖化するという説と、いや寒冷化に向かい始めたという説が、互いに議論されていて、その正確なところは判然としない。IPCCでは世界中の科学者の集まりの多数意見としてCO2犯人説を採るが、科学者の95%はそれには懐疑的だという主…

反省という行為

学校教育の中で、いつも『反省をしなさい』と教えられてきた気がする。反省することは『無条件に善だ』という刷り込みがされてきた気がする。それって本当だろうか。実は、出口のない堂々巡りの中にハマル危険性が潜むのではないだろうか。 ああすればよかっ…

やはりそうだったか、うつのクスリ

この頃わかってきたのは、うつで処方されるクスリが、回復に関してはプラシーボとほぼ同じ程度の効果しか持っていないことだ。治療薬としては、ただの砂糖水との(統計的に)有意な差が認められない。いっぽうクスリによる副作用は厳然としてあり、精神が朦…

木炭デッサン〜カッパビーナス〜

昨日は絵画教室。ようやくカッパビーナス像のデッサンが完了。前回は首から下を描いたが、今回は顔および頭部を仕上げた感じだった。背景は描かなかった。先生のOKもいただいた。 カッパビーナス像 木炭紙(650×500mm)に木炭 今回ほど勉強になったデッサンは…

作品展が終わる

かよっている絵画教室の作品展が、駒ヶ根菅の台のギャラリーKomorebiで開催され、先日11日に終了。このところ木炭デッサンにいそしんでいて作品らしいものがなかった。そこで、なんとなく未完だった水彩画に手を入れて、お茶を濁して出品した。 安曇野の田園…

いろいろ本を読んだけど・・・

このところ、投資本を本屋で見つけしだい買っては読むという繰り返しだ。投資専門の棚ができてしまうくらい。ちょっと下段に整理してみる。 この中で途中でイヤになって放り出したものもある。内容が見えてしまったり、参考にならないと判断したものだ。いっ…

あまりにも役所的な・・・

金融の仕組みを勉強する必要性に迫られて、夜も更けてもいろいろな本を読んでいる。そんななかで、ヤバイと感じるのは日本の金融の状況、そしていま蔓延している不況の状況だ。とてももったいないという気がしてならない。このまま人為的に作られてしまった…

本の値段

ある新書本(本体760円、税込み798円)がどうしても読みたくなり、駒ケ根の書店を回ってみたがどこにもなかった。仕方ないのでAmazonで買うことにして中古品の程度のいいものを選んで発注した。 商品が92円、送料250円が加算され、計342円。ほどなく兵庫県の…

同じことなんだ

小林幹男さんの投資関連の本を読んだ。 この中で小林さんは「負けを認めること」の重要性を繰り返し語っている。負けを認めない人は、負けの投資を何度でも繰り返すと。●小林幹男著『あなたが投資のプロからカモにされる理由』(参考:Amazonサイトへリンク…

考えてもしかたないことを考える

お堂の周りを回ればご利益があるというお寺が、先日TVで紹介されていた。夜、暗闇の中でお堂を回らなければならないので、竹べらを持ちお堂の建物の周りをなぞって参拝するスタイルになった。建物の周りに竹べらで抉れた溝がぐるっと形成されてしまっている…

考え方のかたより 〜大人編〜

自分の考え方や生き方が固まるほど、その弊害も臭みも出てくる。人生はこれでOK!と思ったときがじつは大きな落とし穴に転落するときだ。 それまで優越感と達成感を味わいたいと願いつつ、きびしい努力を重ねたにちがいない。だが、いざそれを所有する状況に…

考え方が似ていて画一的なのでは

このごろ若い人から(自分より若手という意味だが)、生き方にまつわることがらの相談を受けることが増えた。人生経験が豊かと見られているフシがある。しかしそれは間違いで、経験豊かなことはない。けれど話を聞いているうちに若い人の考え方の特性のよう…

木炭デッサン 〜カッパビーナス3回目〜

2回目が終わった時点で、首から胸へと落ちていく面のとらえや、左肩が手前につき出しているダイナミックな厚み感が弱いとわかった。つまりは、立体としてのとらえが弱いということだ。 先生からの指摘で、もっと黒くなってかまわないから木炭をたくさん使う…

学ぶという意味

学ぶということ。 教科書や本に書いてある内容を理解し、 自分のものにすることと考えてきたけれど、 ほんとうは、かなり深いことを言っているんじゃないか、 と思うようになった。 ネットで検索すれば、すぐ本に書いてあるような知識は入手できる。 知識を…

思いのクセ

いちばんになることが、いちばんいいにはちがいない。 だがそれを当たり前のこととして頭から信じていると、 いつも苦しむことになる。 いちばんになることなんて、人生にはあまりに少ないから。 いつも負けている自分を振り返ることになってしまうから。 い…

日曜美術館 田中一村

例によってTVのチャンネルサーフィンしていたら、田中一村の絵画が放映されていた。先週9/12(日)の日曜美術館の再放送だったらしい。いい加減に断片だけ見るところは悪いクセだ。 →田中一村 奄美の陰影(NHK日曜美術館) 番組の中の紹介では、田中は50歳で…

久しぶりにいい音だと思った

フォトストレージP-3000は、デジカメ画像のメモリバックアップや、画像管理に毎日活躍している。マニュアル見ると、デジタル音楽プレーヤーにも、動画再生機にもなると書いてある。動画のほうはファイル形式が合致していないらしくてスキーの動画が再生でき…

どこを目指して?

先日、絵画教室でカッパビーナス像の木炭デッサンに取り組んでいるときに、先生からふと問われた。木炭デッサンを勉強することが、水彩画にどのような影響を与えそうか、あるいはすでに与えているか、という問いだ。微妙でかつ重要なポイントで、じつはこの…

名古屋で

八木幹夫さんのお誘いがあって、八木さんによる辻征夫没後10周年のトークイベント(名古屋・シマウマ書房内)に出かけてきた。辻さんのほとんど肉声ともいえる身近なエピソードや、また八木さんや井川さんなど友人との交流の様子が記念写真やスナップでも紹…

フォトストレージを買う

還暦祝いとして何がいい?、と家族に問われて、すぐ思い浮かんだのがフォトストレージ。絵画やサボテン、スキーと多岐にわたる大量のデジカメ画像の整理に力になればと思った。使っているカメラも常用で3台、分野で異なるため、どのカメラのどのメモリに、ど…

ブログランキングサイト その2

別ブログで参加しているブログランキングサイトのランキングを見ていると、いろいろと気づくことがある。その裏側でやっていることがらが見えるようである意味面白い(すこしねじれた楽しみだけれど)。 たとえばIN数とOUT数の比率にはある正常な範囲があっ…

また午堂さんの本を

午堂登紀男さんの新しい本が出た。購入して読んだ。自分の頭を使って生きる、あるいは仕事をすることに資する本ということでつい買ってしまう。示唆に富み面白かった。 午堂登紀雄著「惜しい努力」で終わらせない思考法(Amazonサイト) この中で、「がんば…

木炭デッサン===カッパビーナス像===

次の石膏デッサンは、続けてビーナス像。今回のビーナス像は、先生から描きましょうと勧められた。カピトリ−ノのヴィーナス胸像というのが正式の名前らしいが、通称カッパヴィーナスと呼ばれている。胸をあらわにした美しい女神像で、大きさは高さが40cmくら…

ブログランキング

別のBLOGで参加している、とあるブログランキングサイトで、最近どうもランキング不正操作が気になる。1ヶ月以上更新されず、アクセス数も20件程度にもかかわらず、ランキングサイトへのIN数は高いレベルで増えたり維持している。そのためつねに上位にランキ…

やはりメモリーの問題だった

このところにPCの動作の重さと遅さにしびれを切らせた。当初はセキュリティーソフトが、夜12時頃など自動でアップデートを開始するためじゃないかと調べてみると、そんな形跡はない。それにネットワークが混んでいるわけではない。でもハードディスクは激し…

ある能力

どんな動物、植物にも環境適応能力がある。周囲の環境に自分を合わせ、あるいは自分流に環境を構築する。これにより環境と自分との間に生ずる摩擦にバッファ層を設け、暮らしやすく快適にする。 人間にもこの能力は備わっているが、その能力の働くスピードに…

もう還暦だったのね

ネット友のBLOGに、もうすぐ50歳の大台が目の前に迫ってくる!という記述があった。そういえば自分は(どの)BLOGにも一度も話題に取り上げなかったな。7月に還暦を迎えてしまったのだと。 もちろん家庭内では、あと6時間で50代も終わりだとか、あと2時間だ…

酔う原因

さまざまな斜面でスキーのターン運動を繰り返し遊んできた。その経験から気がついたのは、身体の運動と心の運動が常に貼り合わせになっているという事実だ。この2つがピッタリしていればいるほど、運動中の自由感、自在感が湧き出してきて楽しい。 心の運動…

その瞬間

車の通勤でいつも渡っている踏み切りがある。以前ここでとても心揺さぶられることがあった。そのことがずっと気になっていた。 踏み切りの前で一時停止、安全確認をしてアクセルを踏み込み車を前進させる。このときに遮断機が降りる警告音がカンカンと鳴りは…

お寺の山門を描く

絵画教室の題材としてお寺の山門を選んだ。日中の日差しが強く熱中症にならないよう配慮し、木陰で描こうという魂胆だ。今回も鉛筆で描き、着彩はしないことにした。構図を取ることと、トーンをとらえて画面の上で構成すること。 でもテーマとしてやや難しか…