信州型事業仕分け第2回目が、9/3(土)〜5(月)の3日間の予定でスタートした。伊那会場で行われた初日に、判定人として参画してきた。 開会式の会場にはインターネット中継や取材陣が多数詰め掛けていて、ちょっと物々しい感じだった。ふと資料から目を上げ…
8月は、地元駒ヶ根で2つの作品展をほぼ同時期に開いてしまったため、とても忙しい思いをしました。ひとつは先生の教室の作品展。もうひとつは家内との二人展です。(すでに両方とも終了しています) 教室の作品展では、アクリル画を3点展示してもらいました…
米国でベストセラーになっているそうだ。新しい働き方(Work3.0)が始まるという内容のセス・ゴーディンの本。まだ通読する段階にいたっていないが、監訳者である神田昌典さんのまえがきが、結構刺激的だった。 たとえば近年、上場企業ではコンプライアンス…
以前から気になっていた、ルノアールの描いた、彼の恋人の絵。 夏(習作)と題され、サロン入選作だそうです。 気になった理由は、恋人のリラックスした服装、髪型、そして憂いをたたえた表情です。ルノアールの好みの女性のタイプだったのだろうかなどど想…
先日からフェルメールやルノアールの人物像を、鉛筆で模写しています。とくに魅力に富んだ微妙な表情を模写することは、かなり根を詰める疲れる作業です。それは顔の表情は、少しでも狂いがあると魅力の表情が変わってしまうためです。そのため正直、顔を正…
デッサンの練習のため、今度はルノアールの絵画に出てくる少女の模写にトライしました。じつはこの絵画は、自分にとって長い付き合いです。というのは自分の子ども時代に、父親が安物の複製品を部屋に飾っていて、家の中でいつも眼に触れていました。こんな…
友人の絵画作品展の初日に花を持って挨拶に出かけたら、すてきな水彩画が展示されていました。彼女らしい水彩絵の具の使いこなしで、なかなかの納得の水彩画が並んでいました。題材は、勉強に行っていたイタリアの風景が主でしたが、その横にフェルメールの…
自分から早期退職を決め、画材店経営という個人事業に取り組み始めたのがほぼ2年前の春でした。事業をはじめてみると当初はよかれと思っていたことがそうでなかったり、計画していた当てが外れていたりで、想定していることと実際起こることとはこれほどちが…
別のBLOGに書いた水彩画の展示の件ですが、けっきょく寄贈することにしました。 ●自分のHPより カナダバンクーバーのRufas Lin Galleryに、期間限定で自分の水彩画(冬の晴れた日)が展示されています。 ・展示場所:Rufas Lin Gallery ・展示期間:2011年1…
今回の原子力発電所の事故により、放射線を放つチリが外部にも漏出して、周辺の県にまで拡散していると伝えられています。とくに驚いたのはビニールハウスの中で栽培しているほうれん草などの野菜にまで基準値以上の放射線量が検出されていることです。これ…
東京消防庁のハイパーレスキュー隊による、福島第一原発の3号機の使用済み核燃料の一時貯蔵プールへの放水作業の様子が、記者会見で明らかにされました。被曝(ひばく)の危険にさらされながら、懸命の活動だったようです。命がけのミッションを遂行する姿に…
昨年秋に描き始めたアクリル画です。教室で描いているためモチーフは静物です。長いこと眺めてきましたが、もう完成でいいかなと思いました。静物に向かい合うとき、その静物たちが支配している空気の広がりが気になります。それが描けているのか、眺め続け…
30年以上も昔、夏にリュックひとつで仙台から青森までヒッチハイクをしました。寝袋とスッケッチブックをリュックに詰めて、三陸海岸をテクテクとひたすら北上しては風景を鉛筆でスケッチして歩きました。リアス式海岸はたくさんの小さな半島が海に突き出て…
福島県須賀川市玉川村に住む義兄一家の消息がまったくわからなかったのですが、今日、義兄より親戚に連絡が入ったそうで、家族全員無事にしているとわかりました。毎日電話をこころみたり、災害用伝言ダイアルにつないでみたがまったく情報が出てこなかった…
日増しに危険度と深刻さを増している原発の状況です。海外における原発の安全性評価を行う機関は、今回の福島原発事故はチェルノブイリ原発事故に次ぐ深刻度であると報じています。 科学・国際安全保障研究所(ISIS)は15日、東日本大震災に伴う福島第…
●お見舞い このたびの震災で被災されたかたがたへ心よりお見舞い申し上げます。また日々事態が明らかになるにつれ多大な数の犠牲者が発見されていますが心が痛むばかりです。ご冥福をお祈りいたします。 なお他のBLOG等に記載しましたが、Googleが災害状況や…
つたないブログにご訪問ありがとうございます。 還暦を迎えて時間をいろいろなことに使える身分となりましたが、手の広げすぎで多忙になってしまいました。とくに本年度はたくさんの課題が目の前に迫っています。しばらくこのBLOGを休止させていただきます。
絵を通じた若い友人が先月始めにイタリアへ旅立ちました。フィレンツェの美術スクールに入学して、はや2ヶ月弱がたちました。ときどきメールが届きます。先日は、周りのいろいろな絵画に取り囲まれている(贅沢な)環境の中で、戸惑ってしまっている自分を発…
足達大和さんの著書を読んでいて出会った言葉。 あなたの記憶に残る誰かからの"否定"。 それは、たかだか一部の人間が自分のものさしで判断した結果に過ぎず、決してあなたの願望をあきらめさせる権利を持つものではない。 足達大和著『大切なことは、みんな…
描き始めは昨年。棚に置いて近くを通るたびに眺めているけれど、なんだか決め手を欠くようなきがして放置していた絵が一枚。それとこの12月に現場でサラッという感じで描いたものがもう一点。いつも絵の完成ポイントはよくわかりませんが、もういいやという…
長年の習慣で、探しているものはまず外にあるものだと、とっさに思います。青い鳥の話しと同じ、自分にとって好いものはまず外にある、と決め付けてしまうのです。反射神経みたいなものです。この習性はいったい何なのか、ずいぶんと長いこと見つめてきたつ…
教室の題材として、下平という河川敷のような広い風景、および中沢の丘陵の風景を描きました。生徒さんを背にしてデモ描き。それぞれ15分くらい。 F4スケッチブック 4B、2B、H鉛筆 田んぼの遠近感を表現することがテーマです。 F4スケッチブック 4B、2B、H鉛…
職場でつかっているプリンタがこのところ不調で、さんざん苦労していました。ありとあらゆるという言葉どおりに、調べてつくして考えられる対処をしても、ドキュメントの印刷に失敗しましたというメッセージをもらうばかり。おもな経験したダメメッセージは…
絵にまつわる仕事をしていて、驚きとともにわかってきたのは、この地域で絵を描く人のほとんどが風景画を描かないという事実です。その理由は定かではありませんが、推察するに2つの理由があると思います。 ひとつは、信州や駒ヶ根の風景がきれいだ、魅力的…
好き嫌いといっては身もふたもないのだが、じっさい一方で好きな絵というものがあり、その対極に上手いけれど好きにならない絵というものがある。この辺の違いは何によるのか、まだよくわかっていない。 絵を描くとき、上手と下手があって、できた絵を見ると…
水平線が描けるようになれば、道なり川なり自分の足元から水平線に向かう線の練習をしていただく。 しかしここはとても躓きやすいポイントだ。道の線がうまく描けないのだ。たいてい角度が狂う。おおかたは上空にいる鳥の目線の絵になってしまう。これを自覚…
絵画教室では、いま色を使わず鉛筆だけで描くことを試みている。構図を取ることに慣れて、さらにトーンの表現を鉛筆でやってみることに注力している。そんな訓練のなかで上達をはかろうというもくろみ。 イーゼルを立て生徒さんに背後から見ていただいて、構…
エプソンのフォトストレージP-3000は、毎日酷使されている。このごろはディジタルオーディオプレーヤーや、ファイルの持ち運びデバイスにもなっている。よく考えてみれば、バックアップ用のポータブルHDDに画像再生機能がついているようなもので、もとはHDD…
2〜3年くらい前に描いた鉛筆スケッチ。いまながめるともの足りない。描法が徹底していない感じ。すこし手を入れた。 それに鉛筆画の描き方みたいなものを急遽まとめる必要も出てきた。 ホームページに掲載している木曽福島の鉛筆画が2枚。 木曽福島の通りに…
このごろ夜中の2時くらいまで起きてあれこれとネットで調べたり、本を読んだりしている習慣が定着してしまった。 2000年にこの自宅を建てるに際し、思いっきりたくさんの蔵書を持ち込んでも床が抜けないよう梁の数の多い小さなエリア(=書斎)をつくった。…