たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

雑記

元旦の散歩

このところ天候は安定していて、毎朝抜けるような空だ。カメラをもってちょっと散歩に出た。 中央アルプスのやや南側、南駒ケ岳の連山が美しく朝陽に映えていた。 南駒ケ岳の連山のアップ。右側が空木岳で名前が美しい。ここからは雪をかぶった大斜面が見え…

2008年も暮れゆく

世界同時株安とか、派遣切りとか、不景気な話題で年の暮れを迎えた2008年。大晦日の今日、家内の買い物に付き合いながら、本年最後に購入した雑誌は『月刊 ビジネスアスキー 2009年 02月号 [雑誌]』。 特集は、30代の'09年大予測!!。特集の冒頭に、森永卓郎…

NASA Johnson Space Center(ジョンソン宇宙センター)

仕事で先週なかばから米国に出かけていた。場所はテキサス州ヒューストンの近く。クリスマス休暇が近くて、飛行機便がうまく取れず一日フリーとなった。それを幸いとばかり、車で10分ほどのJohnson Space Center(JSC)に見学がてら遊びに出かけた。いわゆる…

しばらくお休み

明日から米国に出張します。 短い期間ですがその間、BLOGはお休みさせていただきます。

そして審査会は

昨日の夕刻に人事部の担当の方から、おめでとうございます、というメールが届く。波乱もなく無事に審査会を通ったという連絡だった。やっと単身生活にも終止符が打たれ、奥様との一緒の生活がもどりよかったですね、と言葉が添えられていた。その気遣いがと…

落ちつかない日

今日は審判の下る日だ。審査会で承認されれば来年3月の退職が決まり、第2の人生のスタートが決定する。もっと早く企画すればよかったのじゃないか、とは人事部の担当の方のコメントだった。雇われ根性ということばは最近使わないが、自分の場合を振り返ると…

女性の宇宙飛行士

日本人の宇宙飛行士で、女性としては2人目となる山崎直子さんが、2010年に打ち揚げられるスペースシャトルに搭乗することが決まったという。インタビューの中で、「すばらしい宇宙へ飛び立つこと」を語っておられたのが印象的だった。地上に束縛されて生きる…

『地球の温暖化』で世の中は賑やか

知人が開いている喫茶店に出かけた家内が、その知人からヘンなことを聞かれたという。 「ご主人は(ボクのこと)、CO2が温暖化の犯人だなんてウソだと言っていない?」 「ハイハイ、いつも言ってますよ。そんなの嘘っぱちだって。」と家内は応える。 「そう…

そうだったのか

昨晩、価格.comというサイトのデジカメのジャンルを眺めていたら、N社のCoolXXX3100のバッテリの持ちが極端に短いという報告がいくつか出ていた。 このBLOGの「中古デジカメを購入した」という内容のエントリ記事の中で、N社のこの機種のバッテリの持ちはあ…

ありふれた時

何でもないありふれた一瞬を ときに輝きとともに思い起こすのはなぜだろう? その時が かけがえのない一瞬であったのに そのときは感じられなかった 助手席に妻をのせて ハンドルを握っている 外には緑の風景が流れ とくに語ることもなく けだるさにつつまれ…

木曽の開田高原へ

例年、お盆休みに遊びにやってくる親戚一同と木曽の開田高原へ。権兵衛トンネルを抜けて車で一時間ほど走れば到着する。もちろん最近入手したデジカメを携えてね。 木曽馬の里という牧場があり、好天に恵まれて光が満ちているような澄んだ空気がとても心地よ…

繰り返し心に浮かぶ・・・

ふと心に浮かぶわけは、それが繰り返し思い起こされる人生の根本問題だからだろう。そう思いながら、愚かしい自分は、いつしか日常のコマゴマとしたことがらに埋没してしまう。 さて、それではひとつの比喩を説こう。 ある町に長者があって、その家が火事に…

模倣

模倣をするという行為は、愛から始まると信じている。 その「愛」の部分を本人が意識するかどうかは別として。 子供時代に妹から同じことを真似されていつもつきまとわれていたのは、まさにそれだったのだと思う。 いつも同じ遊びに参加したがり、兄に同化し…

フラフラと読んでしまった

いかにも現代的というのかその本の表題に惹かれて読んでしまった。 ”仲正昌樹著『ネット時代の反論術』文春新書531” 腰帯のコピーには、「言われっぱなしで、悔しい!!」からの脱出、とある。 さらに、「副作用を未然に防ぐため、この本は正しく利用してく…

デジカメの3台目を買う

先の週末に、中古品だが程度のよいデジカメを購入した。これで3台めになる。しかし仕様にこだわって買ったのは今回が初めて。 初代のN社のCOOLXXXは、画質等はいいなと思ったが、バッテリの持ちがあまりにも短くて使い物にならなかった。サービスセンターに…

有名になるということ

絵でも小説でも有名になることを目指して始めたら、たいした地点には到達しないだろう。なぜなら有名になった時点で自分の承認欲は大いに満たされ、目標を達成してしまい、その結果その後の原動力を喪失するからだ。 田中一村や高島野十郎。 およそ有名とか…

この頭の奥にある・・・

文章を綴る行為を振り返ると その考えのもとは 決して始めから確定していたのではない とわかる 書き始めてみないと自分にも分らない このふねは一体どこへ向かって 漕ぎ出したのだろうと思う ともかく漕ぎ出してしまった以上 どこかへ着かねばならない いや…

日々変わりつつ

同じような種類の本ばかり読んでいてはダメだろう。 それは自分の好みをただなぞっているだけで、好きな部屋に閉じこもり一歩も外へは出て行かないぞと内心決心している男みたいなものだ。 同じことの繰り返しの中からは、何の化学反応も起きてこない。 無か…

あわただしく日が過ぎて

記事にするようなことがらがたくさんあれど、パソコンに向かうヒマなし。 そんな感じだった。 土曜日は絵画教室。金曜の晩に、仕事を終えて東京から戻り、食事をしてくつろげばもうすでに12時を回っている。会議続きで疲れてしまったのだが、明朝は絵画教室…

グルーテープ糊

ボクたちはいちおう3次元の世界で生きているから、2次元のものはとても異なものだ。正確にいえば、この3次元世界には2次元のものは存在できないから、限りなく2次元的なものというべきなのだろう。 こんなことを考えるのは、愛用しているグルーテープのり(…

どうも人間は

どうも人間は放っておけば怠けてしまう性質を持っている。 すばらしい書物に触れて明日から頑張ろうと張り切っても、 翌日になればその気分もどこかへ去っていて、 気だるい朝を迎えていたりする。 気分に自分が支配されているのに、それに気づかない。 単な…

木陰

今日、誰かが木陰で涼をとれるのは、 ずっと昔、誰かが木を植えておいてくれたからである。 『バフェットの教訓』p.72 このバフェットの言葉がいちばん心に響くように感じる。史上最強の個人投資家といわれている彼だが、心根は案外こんなところにあって彼の…

ちょっと品がないけど・・・

笑いをテーマしたら話題は尽きないが、前日紹介した同じ本に載っているジョーク。 米国メジャーリーグの名マネージャーとして活躍したブランチ・リッキーという人の一句らしい。(すみません男性限定版。笑うのは自由ですが) 「健康について」の章より まず…

わらう感覚

ボクはまじめな人間だ。周囲の人間の行動と言動と比べると、正直自分はまじめ人間であると思う。そしてたぶん人からもそう思われている。顔だっていつもまじめな顔をしているし。 でも冗談は通じない。いや、だからこそ通じないみたいだ。 冗談を言っている…

愉快だ!

今日は愉快な時間を味わう幸福に恵まれた。 業務に関することのため詳細は差し障りが出るので書けないが、こんな身近に「本物の男」がいたんだという驚き、そして、その男と本音で語りあう短いが豊かな時間を持ったこと。考え、悩み、そして流されることなく…

不思議な偶然だな

4月頃から地球という球体の大きさに興味が湧いて、ちょこちょこと調べていた。赤道の周囲長は40,077kmで、南極と北極を通る大円(子午線の一周長)が39,939km。すこし横方向に膨らんだ(138kmほどだが)楕円体なのだ。これは地球の自転による遠心力の作用な…

最近の身辺記

この1週間以内に購入した本。 ・ライフリサーチプロジェクト編『世界の資源地図』青春出版社 ・井上一馬著『一生使える英単語』ソシム社 ・山岡・浅野共著『経済の教科書』アスペクト社 ・藤本圭著『Photoshopデザインラボ〜プロに学ぶ一生枯れない永久不滅…

かすかな境界

できることと、できないことの境のあたりについて思いをめぐらすことが多い。結果としては、できることと、できないことは正反対の状態だが、そこへ至る出発点(原因)は限りなく接近していて曖昧で微妙なのだと。 BLOGの文章を書く際も、その辺の事情は微妙…

勉強、どこまでも続く道

勉強するということには限りがない。終着駅なんてものはない。 上には上がいる。 そのことが分るようになったということは、 そうとう勉強が進んだということ。 ちょっと分るようになると、マスターしてしまった気分になる。 胸を張るような気分で、どんなも…

油彩こそ真の絵画か

鉛筆画の画集というものがないのかなあと、以前から探してはいるが、いまだにこれぞというものは見つからない。あるのは鉛筆によるデッサンの手法を説いたもの、鉛筆による下書きの心構えのようなものだ。要するに鉛筆による「絵画」というジャンルがすっぽ…