たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

日常

日々、徒然草をながめている

栗ばかり食ってご飯を食べない娘の逸話を徒然草でたまたま目にして、それ以来いつも手元に徒然草を置いてパラパラと眺める習慣となった。といっても自分もリタイアして隠遁生活をしているので共感を覚えるというわけではない。ちっとも引退などせず、逆に以…

事業仕分け 続編

信州型事業仕分けの初日テーマの中で、とても印象的な事業があった。それに触れてみたい。事業名は、「消費者相談の拡充事業」。 いわば消費者が物品売買や、振込み詐欺、アダルトサイトへの勧誘などで、被害を受けた際の県民の相談窓口の充実に関するものだ…

事業仕分けに参加

信州型事業仕分け第2回目が、9/3(土)〜5(月)の3日間の予定でスタートした。伊那会場で行われた初日に、判定人として参画してきた。 開会式の会場にはインターネット中継や取材陣が多数詰め掛けていて、ちょっと物々しい感じだった。ふと資料から目を上げ…

忙しさもひと段落

自分から早期退職を決め、画材店経営という個人事業に取り組み始めたのがほぼ2年前の春でした。事業をはじめてみると当初はよかれと思っていたことがそうでなかったり、計画していた当てが外れていたりで、想定していることと実際起こることとはこれほどちが…

原子力発電に思う

今回の原子力発電所の事故により、放射線を放つチリが外部にも漏出して、周辺の県にまで拡散していると伝えられています。とくに驚いたのはビニールハウスの中で栽培しているほうれん草などの野菜にまで基準値以上の放射線量が検出されていることです。これ…

ハイパーレスキュー隊の活躍などから

東京消防庁のハイパーレスキュー隊による、福島第一原発の3号機の使用済み核燃料の一時貯蔵プールへの放水作業の様子が、記者会見で明らかにされました。被曝(ひばく)の危険にさらされながら、懸命の活動だったようです。命がけのミッションを遂行する姿に…

三陸海岸の記憶

30年以上も昔、夏にリュックひとつで仙台から青森までヒッチハイクをしました。寝袋とスッケッチブックをリュックに詰めて、三陸海岸をテクテクとひたすら北上しては風景を鉛筆でスケッチして歩きました。リアス式海岸はたくさんの小さな半島が海に突き出て…

連絡が取れた様子

福島県須賀川市玉川村に住む義兄一家の消息がまったくわからなかったのですが、今日、義兄より親戚に連絡が入ったそうで、家族全員無事にしているとわかりました。毎日電話をこころみたり、災害用伝言ダイアルにつないでみたがまったく情報が出てこなかった…

福島原発事故の推移

日増しに危険度と深刻さを増している原発の状況です。海外における原発の安全性評価を行う機関は、今回の福島原発事故はチェルノブイリ原発事故に次ぐ深刻度であると報じています。 科学・国際安全保障研究所(ISIS)は15日、東日本大震災に伴う福島第…

ふたたびBLOG始めます

●お見舞い このたびの震災で被災されたかたがたへ心よりお見舞い申し上げます。また日々事態が明らかになるにつれ多大な数の犠牲者が発見されていますが心が痛むばかりです。ご冥福をお祈りいたします。 なお他のBLOG等に記載しましたが、Googleが災害状況や…

詩的生活か?

決して自分は言葉が結晶化してくるタイプの人間ではないことは自覚している。つまり詩なんぞ書けやしないし、エネルギーを注ぐような覚悟もないのだという思いがすぐにぐるぐる回ってしまう。そのくせ、振り返れば日々詩を読んでいる日常がある。新聞を読む…

娘の結婚式

先月末に次女が結婚式を挙げ、これで我が家は家内と二人。あと老犬が寝そべっている家となりました。いつかはこういう時代が自分にも到来するのだと気づかされます。前夜祭では親族一同が親戚のお店に集まり、楽しく飲み食べたのですが、やはり同世代の間で…

解せないのは・・・

60年近くの人生のなかで不思議だなと感じる謎めいた事実があります。自分自身は特定の宗教に帰依しているというようなことはないのです。ないのですが、自分の周囲にはかなり踏み込んで深く帰依しておられる方が、何らかのかかわりの中で自分の周辺に現れま…

10年ごとに訪れる

人間の心境というのは10年くらいの周期で変化するのでは、と思うようになりました。厳密にちょうど10年ということではなくてだいたい目安です。 孔子の有名な言葉として、「吾、15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る。60にして耳順…

この取り組みにとても共感

昨日の読売新聞に、古くなった新聞やチラシ、包装紙などの不用な紙を使って、ゴミ袋を作っている横浜の会社員の方の紹介記事が出ていました。水が漏れない紙のゴミ袋の作り方も出ていて、とても共感できました。 知らず知らずの内に、必要なものは買って手に…

変化を恐れる

ある本を読んでいて、ハタと気づいた。日常生活がパターン化すると人は容易にそこに座り込んでしまう。脳は怠惰で安定を求める性質を持っているから、余計な苦労はしたくない。現在の安定した日常に変化を求めないのだ。変化を(ほとんど)恐れていると言っ…

ポストサラリーマンのことを考え続けた

約1年前に会社を早期退職し、個人事業を始める道を選んだ。しかしそこへ至るまでは迷いに迷った4年間くらいだった。自分の手帳には思いつくあらゆるポストサラリーマンの姿を記したメモが残っている。夢はあるが実現性の乏しいもの。バクチ的なもの。堅実だ…

年金請求書が届く

そろそろと思っていた年金請求書(裁定請求書)が先日届いた。60歳になる誕生日のちょうど3ヶ月前に書類が発送されると本に書いてあった。誕生日は7/26だからピッタリのタイミングで届いた。これに記入し提出すれば年金の支給がスタートする。自分の年代の場…

駒ケ根市中沢『花桃の里』

満開だよと教えてもらい、昨日(4/20)駒ケ根市中沢の『花桃の里』を家内と訪れた。お食事処「すみよしや」を経営する宮下秀春さんという方が、定年まぎわから個人の敷地に植え続けた花桃の木々だ。19年がたち、今や総本数800本とのこと。いっせいに満開を迎え…

高遠の桜が満開!

昨日4/13、高遠城址公園や勝間の枝垂桜の満開の時期を迎えていました。人の波が去った3時過ぎにひっそりと家内と眺めに。 赤みの強い高遠コヒガンサクラの一斉に開いた様は圧巻という感じ。枝垂桜もその大きさが見事でした。 何枚かの画像をアルバムにしてあ…

結婚、育児、子供の巣立ち・・・

正月元旦の晩には、長女の夫妻、次女と婚約者の来訪で、わが家は賑やかになりました。いそいそと迎える準備を進める家内の声のトーンが、普段より高く少し饒舌な感じ。娘たちの来訪がその背景にあるのはいうまでもありません。 正月には実家に集まる恒例行事…

年末に

今年は、自分にとってさまざまな出来事があった年でした。いや出来事を起こしたと言うのが正確でしょう。定年を待たず、31年勤務した会社を退社して個人事業を始めてしまいました。 それから長女の結婚。次女の婚約と結婚準備。これにより次女も家を空けるこ…

今日は桜を見に

朝晩の冷え込みはあるものの日中は気温がかなり上がるようになった。飯田市にある元善光寺では、7年に一度の御開帳が行われている。さらに隣には有名な桜の古木があり今満開をむかえているというニュースが流れたので、家内と見に出かけた。 この桜は麻績の…

予想されたとおりの雨

昨夜から降り出した雨。5時過ぎに目覚めると雨足が見えるくらい激しく降っている。人間は外からの刺激に弱いもので、これから生ずるであろう雨降りの中の自転車出勤や、ぬれた路面のことなどを想起し、そんな状況にいる自分を予想してやや鬱陶しい気持ちに陥…