前日記で、地球温暖化に関与するとされているCO2の話を書いた。温暖化の事象において犯人はCO2であるとしたい人達がいて、さかんに情報を流している。いまやCO2犯人説が定説にまでなってしまった。この仮説は根拠がないのだが、専門家はそれをあまり言いたが…
国連気候行動サミットの場で、16歳の少女グレタさんが、激しい口調で環境問題とくにCO2排出抑制を訴えたというニュースが報じられた。 自分たちの将来のために地球を守ろうとする熱い情熱には脱帽するけれど、訴えていることがらの多くは事実と異なっている…
8月中旬ころからPCをたちあげると、Microsoft Teamsのログイン画面が出現するようになった。使う予定はないので、画面を削除するけれど、別の画面がしっかりと立ち上がってログインを迫ってくる。どうにもPCのスタートアップが遅くなるし、使わないアプリケ…
アクリル絵の具は、不思議な絵の具だ。 描く際には水を使い薄めることができる。薄める水分が多ければ、ほぼ水彩のようなサラサラの状態となって、水彩と同様の描き方が出来る。 しかしひとたび固まると、水にも、普通の溶剤にもとけない強固な膜となってし…
ずっと謎に思っていたことがらが、実は単純だったということは多い。 絵の具の混焼について謎に感じていたことがあった。 しかし、これは謎ではなく、普通のことだった。 たとえば「黄色」と「青色」を混ぜると、一般的にはそこには無かった「緑色」が出現す…
(2012年1月30日 BLOG記事より) 日頃、気になる言い方について。 TVのCMなどで、商品をアピールしようとしてよく出てくる言葉。 「地球にやさしい」何たらかんたら・・・車とかに多い。 こんな思い上がった言葉はないのに、感覚的にはなんとなく善の香りが…
(2012年1月17日 BLOG記事より) 前記事の地球温暖化の話で、二酸化炭素のように大気中の微量成分(360ppm程度)が、大気の気温を支配するとは考えられないと書いた。360ppmとは、100万個の大気中の分子あたり、360個ほどということだ。大雑把な言い方をすれ…
(2012年1月26日 BLOG記事より) この一週間ほど、こちら信州はとても冷えている。天気予報によれば全国的に厳しい寒さが襲っているとのことで、信州だけではないのだろう。 ふと地球の寒冷化が始まったら大変だろうなと想像する。(ちなみに温暖化ではない…
4月12日(日)久しぶりの晴天で、板を担いでチャオにでも出かけようかとも思ったが、買い物のお付き合いやらサボテンの植替えなどがあって、ほぼ家の周辺でうろうろした。 先日買った日高義樹『中国、敗れたり』を読む。事実に基づく分析が説得力を増してい…
アメリカにおいて初めての禅院をひらき、禅の普及に努めた鈴木俊隆という老師がおられた。 老師の法話は、書籍で知ったが、落ち葉の話がとりわけ自分のこころにつよく響き、そのたとえを忘れることができない。 「君たちが1枚の落ち葉を見たら、ああ、秋が…
雨が降っている。それでも外出しなければならないときは、憂鬱な気分になる。濡れるのはイヤだし、寒い。これはこころに生じた実感のそのままだ。 ところが雨が降ることはいいことだ、なにより水不足にならずにすむとか、涼しくて過ごしやすいのだとか、意味…
デンマークで連続乱射事件が起き、警察の応酬で男を射殺したと報じられた。これはイスラム過激派のテロであるという推定がなされている。 ねらわれたのはある画家が参加している集会で、画家はイスラム過激派から指名手配されている人物だった。指名手配の人…
パスカルをふたたび読んでいる。 パスカルがしつこく追求したのは、人生の倦怠と気晴らしだ。この問題はとても根が深く、ある意味で永遠の課題である。自分も若いころから、関心のあったのはこの点だ。いやこの問題にずっと苦しんだと言っていいだろう。この…
最近の頭をよぎるテーマとしては、キリスト教、脳というコンピュータ、生命現象などで、関連する書籍を読み散らしている。いずれも核の部分がどこか共通項があって、それをなんと言ったらいいのだろう。人間が出現した根源のところへの問いとでも言おうか。…
東京で単身赴任生活をしていた頃は、レンタルDVDでずいぶん映画を観た。 お気に入りの映画は、「ショーシャンクの空に」、「赤毛のアン」、 「アイ ロボット」などがあるけれど、 いろいろと考えさせられたのは「13F」という映画。 SF映画に分類される映画…
信州の風光に触れて描き始めた水彩画や鉛筆画のいくつかを ギャラリー形式で展示するサイトが、完成しました。 計画してからずいぶんと時間がかかりました。 ●Hideaki Yamagishi Works: http://gallery.eclatcolors.com/index.html 全体的にすっきりシンプ…
花つきの胡蝶蘭の鉢は、いまやお祝いの花の定番です。 自分もこれまで折にふれて、いろいろといただいてきたのです。 しかし2年目の花はおろか、苗すらだめにしてしまうばかりでした。 大反省をして、栽培の勉強をしました。 その結果、ようやくこの冬から花…
ずっと気になりつつ、なかなかできなかった 店舗のホームページ(HP)が、先日の深夜にようやく完成。 最後の方は毎日作業で夜中の2時くらいになって、 寝る間も惜しんでという感じだった。 (それでも、毎日の朝錬スキーと仕事はもちろん休みません!) じつ…
達磨安心(あんじん)という話が若い頃から好きでした。 たぶんその理由は、不安なこころを巡る問答であるためだろうと思います。 臨済禅の公案のひとつで、修行僧に与えられる課題になっています。 その話の概要は、以下の通りです。 (といってもこの概要…
昨年11月末に母が亡くなり、新年早々の3日に父が亡くなった。 母は脳梗塞と認知症の長患いで、最期の3年間弱は、 意識が戻らないままの状態だった。 父の方は、昨年秋頃に胃がんが見つかった。 治療方針を決める際に、医師はこのまま放置という選択も ありま…
絵を教えてくれませんかと画材店で頼まれて始まった絵画教室。 2年を少し過ぎた。生徒さんは増え続けて、もう15人ほどになる。 もうちょっと能力的、容量的に限界に近いと感じている。 今年の夏までは一貫して、鉛筆のみのデッサン中心の絵画教室で通してき…
今年になって野外で開いた絵画教室のメモをまとめて アップします。3回とも駒ヶ根市の天竜川近く、 下平という地域にある丸塚公園で開催しています。 2012年4月10日(月)丸塚公園 仕事はお休み。 そのかわり春になり、本年度の野外の絵画教室をスタートさせ…
以前、次女の結婚式用に、ウェルカムボードを製作し、 そこに次女とお相手のかたの似顔絵を描きました。それ以来ですが、今年似顔絵をちこょっと描いたことがあります。 おもに訓練が目的です。少し似ていれば、自己満足もあります。 下の記事は、そのとき書…
ほんとうに久しぶりの更新です。 じつは書くものが無かったとか、忙しかったとか そういうことではなくて浮気をしてました。 あるSNSサイトを中心に日記を書いていました。 それなりに記事が溜まりましたが、 結論から言ってそのSNSを退会しようと考えていま…
先日、自由時間を使って駒ヶ根の光前寺へでかけました。のんびりと古刹を眺めたい気分だったこと、そこから絵の題材を探すことが目的でした。今まで描いたことのないテーマで、水彩画を試みたい気分です。 山門をくぐり、小さな流れのところに橋が架かってい…
イタリアから帰国したSさんから、大変貴重なお土産をいただいた。イタリアの水彩紙ファブリアーノ紙とフランスのアルシュ紙だ。なかなか取り組めずにいたのだが、ようやく、ファブリアーノ紙に水彩画を描いてみた。 いただいた紙はやや薄い200g。しかし水貼…
これまで描いてきた水彩画は、どちらかというとスケッチに近い存在だった。それを水彩画と呼ぶこともあったが、本作(タブロー)の水彩画との距離感はあった。 スケッチと本作のちがいのひとつは、線の扱いにある。 線とは太さを持たないものと定義されるが…
栗ばかり食ってご飯を食べない娘の逸話を徒然草でたまたま目にして、それ以来いつも手元に徒然草を置いてパラパラと眺める習慣となった。といっても自分もリタイアして隠遁生活をしているので共感を覚えるというわけではない。ちっとも引退などせず、逆に以…
7月末に開催された教室の作品展に展示したアクリル画の2番目です。前日まで筆で塗っていて、ひえ〜間に合わない!と焦って、結局時間切れで出してしまいました。完成度があがっていない感じが、今見てもわかります。 でも、この絵を描くときから、自分の静…
信州型事業仕分けの初日テーマの中で、とても印象的な事業があった。それに触れてみたい。事業名は、「消費者相談の拡充事業」。 いわば消費者が物品売買や、振込み詐欺、アダルトサイトへの勧誘などで、被害を受けた際の県民の相談窓口の充実に関するものだ…